劇場公開日 2014年8月30日

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「全ては銭湯から始まった!」TOKYO TRIBE ratienさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5全ては銭湯から始まった!

2025年2月27日
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鑑賞方法:その他

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興奮

月九の「119エマージェンシーコール」が良いですね。時には感動し、怒り、哀しみ、そして幸せな気分にもなれる素晴らしいテレビドラマです。
そんなドラマで主演をはるのが、清野菜名さん。見るからに可愛らしい女優さんですが、彼女の醍醐味はアクションにあるってことで、10年ほど前のこの作品です。

若かりし清野さんが下着丸出しのセクシーアクション満載。胸まで出しちゃって、ホンっとスゴいです。
まぁ、今思えば、これも園監督のパワハラの極みだったかなって気が無きにしも非ず。何しろ無意味とも思える女性の裸でいっぱい。

裸は女性だけではなく、鈴木亮平さんの筋肉美も素晴らしい!が、それに和をかけた狂気あふれる様がもっとスゴい。
そして、更に狂気爆発の竹内さん、窪田さんが半端ない!やりたい放題でエログロ満載のおぞましい映像の数々。まさに園子温ワールドここに存りって感じ。

公開当時は、ラップ・ミュージカルって事で、それなりに注目はされたけど、興行的にはイマイチじゃなかったかな。賛否両論(否が多いようですが)、分かれる作品だと思いますが、自分は好きですね。楽しませてもらいました。
このラップ・ミュージカルってのが、破綻した近未来(って言うより、安っぽいセット)に非常にマッチしてたと思います。
何より染谷さんのラップナレーション?が最高でした。冒頭から一気に引き込まれた気分です。

ただ、初めて見た時ほどの感動はなかったですね。やっぱり初見のときには物珍しさで、魅入っちゃったのかな。今回は、それほどの感動は無く、相変わらずの園子温ワールドのエログロ怒ストレートの映像に、ちょっぴりお笑い要素を感じてニヤニヤしながら見たって感じの一本です。

特にラストがくだらない。
最後の最後、なんじゃこりゃっで感じで・・・レビュータイトルに使わせてもらいました。

ratien