ザ・コール 緊急通報指令室のレビュー・感想・評価
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怖い。。。緊張しっぱなしでした。
怖かった。途中早送りしようと思ったくらい。
過去の過失からくるトマウマを抱えたハル・ベリーがどうやってこの緊急通話を乗り切るか。
でも拉致された少女の命綱は彼女しかいないという緊迫と使命が、彼女の後悔と逡巡を振り払い、少女を救い出すことにだけ「集中」させ、電話越しに少女を奮い立たせます。
場面展開も、ほぼ拉致現場と911プールの往復が多いのにも関わらず、飽きさせません。
脱出のチャンスが瞬時にピンチに入れ替わり、視聴者も、少女とハル・ベリーの期待感と絶望感の間を乱高下します。
私には出演者との一体感を感じる見応えのある映画でした。
最後は賛否あるようですが、納得です。
司法に任せても安楽な刑務所暮らしになるか、
極刑であっても苦しみを一瞬で終わらせるだけ。
刑罰を司法でなく、被害者が決められるのであれば、こういうカタチを取る人達も当然いると思います。ざまぁ、と思いましたw
しかしまぁ、分かりやすい例を上げると「ゴースト」のサムを銃殺する犯人や羊たちの沈黙のサイコパス。
本当に居そうで怖かった。
向こうには注目されずとも上手い俳優がいるもんだなと毎度感心します。
サイコパスを演じたマイケル・エクランドにも拍手。
まさかの意趣返し!え、それでいいのか???
中盤までは、最高でした!
現場で働く人達の葛藤と仕事柄故の苦労等を垣間見る感じが、社会化見学をしている様でとても目を惹かれました!
また、応答中の指示も凄く驚きがあり、普通に勉強になるなと感心しながら見れました!
誘拐された2人目の少女が家族に遺言のメッセージを残す場面は…もう涙が出ます🥲
犯人が特定され、自宅に警官が急行した際の家族の動揺っぷりも胸が痛みました。
自分も同じ立場に置かれたら、状況を理解出来ずに錯乱し、捜査に協力すべきかどうか葛藤すると思うなと、共感できました…。
そして、さあ!犯人を追い詰めるぞー!!と意気込んだあの終盤が………えええええーー??と、いう感じで…。
何と言葉にすれば良いのか…残念?意趣返し?
主人公が直接現場を特定した時点で、まだ手掛かりの掴めていない警官達に知らせるか、それこそ911で同僚と本職らしいプロ同士のやり取りを見せて欲しかった……。
緊急通報指令室が職務上の特性を活かして犯人を見事逮捕する!とかではなくて……え?それでいいの?と疑問が残るラストでした。
個人的には、もう終盤は別の映画です。
あのラストでは、結局1人目の誘拐殺人事件は迷宮入りのまま?道中助ける為に犠牲になった2人は……?と。
また、中盤で主人公の言っていた「PRと果たせない約束はしない」を破った意味(絶対に現場に警官を向かわせる・一緒に映画を観に行こう!約束よ?・大好きなお母さんに会いましょう!)も、ラストで約束を見事果たした描写がないと、約束破った意味!!!と感じました。
何だか、伏線という伏線が全て回収し切れてなく、結局最後は自分の鬱憤恨み怒りを晴らした復讐劇で終わりでしたね。
そこに、緊張通報指令室の要素は皆無に感じました。
個人的には、消化不良で胃がムカムカする様な作品だと思います👎👎👎
常にドキドキハラハラ!!恐いな〜恐いな〜
こういう仕事は本当にメンタルきついと思いました。
毎日仕事終わりはモヤモヤしそうだ…
ツッコミどころ
いや〜これが本当の衝撃の結末ですね!!
どうしてそうなる!!!!?
いやいやいや〜普通恐くて運べないよ〜逆ギレの心理状態なの!?だとしてもそんなことしたら後で一生気になるわ〜
そして他の被害者遺族の為もそれはちょっと迷惑!そこはジョーダン冷静に考えて欲しかった。
ジョーダンの911のコール対応は的確な情報収集から状況分析、通報者...
ジョーダンの911のコール対応は的確な情報収集から状況分析、通報者の落ち着かせ方や誘導などさすがプロフェッショナルだと感心させられます。96時間の主人公ブライアンに通じたものがあってワクワクしました。
1人目の被害者の女性の事件、通信が切れた時、即座にリダイアルをしたジョーダンだったが声に出していないが私はバカ、止せと叫んでしまった。全体の状況がわかる視聴者だから当然なのだがもう映画に入り込んでいた。
全体の状況がわかるからこそ、この止せ、ヤメロが連続します。テールランプから手を出す少女の場面で発見者が勇み足で犯人の顔を見ようとした時や黒塗りの車の男がペンキがこぼれている事を伝えた時、911に掛けようとした時はさすがに(犯人から目を離すなよ)と叫んでいた。後になって思えばそういう風に思うように演出されている。
そして気になる場所の捜索に単身で出かける時(なぜ、せめて恋人に気になる事を伝えないのか)とスタンドプレイを憤っていた。一刻を争う状況での無警戒ぶりにもこれも演出だと諦める。
しかも丸腰でさらに奥に行こうとする。いったん外に出て連絡するべきじゃなかったのか、もし自分が倒されてしまったらと考えないのかと憤りは募るばかり。極めつけはせっかく頭を叩いて犯人を昏倒させた後、なぜ確認しない?というよりトドメを差せと思った直後に心配が現実になる。
序盤に感じたプロらしさが微塵も感じなくなっていた。現場の警官とは違うんだと自分をなぐさめつつもハラハラさせられ楽しめた作品でした。
結末の私刑については、発見された時に罪に問われるれるんじゃないかと心配した。最後の最後までおかしな心配をさせハラハラさせるのも計算の内なのかも(笑)
ハラハラ、スピード感、最後は賛否両論
冒頭からハラハラ、電話だけのやりとりがより緊張感を引き立て、次から次へと状況が変わるので、見ていて飽きません。このスピード感、好きです。
最後は賛否両論、分かれそうな終わり方です。私は有りかなと思いつつ、行方不明っていうのもそれはそれで恐怖だよなー、と思ってしまいました。
場面転換がほとんどないのに充分なスリラー。
ラスト微妙に感じる人が多いのではないかと思うけど、充分楽しめました。ハル・ベリーの安定の演技力!
ハル・ベリー主演の映画は『チェイサー』も見ましたが、ほとんど彼女1人しか出てこないのに、緊張感があって素晴らしかったです(独り言が多すぎるんですが…笑)。
こちらの『ザ・コール』はハル・ベリー1人劇ってほどではないですが、それでも殆ど彼女の演技に支えられていた気がします。
ほぼ指令室から指示を出しているだけの内容なので、どこかしら退屈するだろうと思っていたのですが、とんでもない…退屈する間もなく色んな事が起き、飽きさせません。
多少、登場人物の失態に「えぇ~?」と思う部分もあるものの、全体的にストーリーはよくできていて、アメリカの誘拐事件ってこんななのかなぁと想像できました(実際トランクに入れられて誘拐されることは多いようです)。
あらすじ:
主人公のジョーダンは911緊急通報指令室のベテランオペレーター。緊急通報といっても、本当に緊急のことはほとんどない。しかしある日ジョーダンが取った電話は、「親の外出中に何者かが自宅に押し入ろうとしている」という少女からだった。ジョーダンは少女を落ち着かせ、押し入ってきた男に少女が窓から逃げたように見せかけ、ベッド下に隠れるよう言う。作戦は上手くいったかのように見えたが、少女が隠れている際うっかり切ってしまった電話に、状況を考えず慌ててかけ直してしまったジョーダンからの電話の呼び出し音で、家から出て行こうとしていた犯人が戻ってきてしまう。少女はベッド下から引きずり出され電話を奪われると、犯人からの「もう手遅れだ」という言葉を残して電話が切れる。翌日、少女が行方不明になったことがニュースになり、失意の中出勤したジョーダンは、それでも心を奮い立たせて緊急通報を受ける。大丈夫、上手くやれる…そう思っていたのもつかの間、ニュースで行方不明になっていた少女が遺体で発見されたことを知り、ジョーダンはショックで精神安定剤を服用するように。自分にはもうオペレーターはできないと一線を退き、教官になった。
半年後、研修生に現場を見せながら指導をしている際、またしても少女誘拐の緊急通報が入る。電話を受けたのは、まだ現場に出て半年の新米オペレーター。少女はショッピングモールから帰る途中、薬で眠らされ、車のトランクに入れられたという。自分の失態で少女を死なせてしまった記憶がよぎり、躊躇したジョーダンだったが、すぐに新米に代わり電話を取った。半年ぶりの現場に復帰したジョーダンは、電話の向こうの少女を今度こそ助けるため、指示をするが…
以下ネタバレ
結局犯人の家族はどうなったんやら、ラストに関してはちょっと「えぇ…それはまずくない…」という感じですが、まぁこれで警察呼んでおしまい、ではそこらの映画と内容丸被りになっちゃうんでしょうね。でもなぁ、単なる復讐劇になっちゃってて、それで良いの~?という気も。
ただ、ジョーダンが犯人に復讐する(というか少女の案に乗っかる)理由もきちんとわかるようになっているので、まあ筋が通らないというわけではないです。たまにはこういうラストがあっても良いのかな。
あれだけ頑張って捜査して、「今日の君を誇りに思う」とまで言ってくれた警察官の恋人にも内緒ってことですよね、当然。うーん、そこだけが個人的には残念です。
オペレーターとして、かなり実力のある人なんですよね。ジョーダンは。なのに、「誇りに思う」って言われた後、助けられなかった少女の件もあり、今回の少女も殺されかけているのを目にした、だからって少女に言われてあの判断できるかなーと言われると…現実的ではないような気もします。
個人的にはあの流れならば、よくある映画と言われようと、最後は通報した方が良かったんじゃないかなーと思いました。
全体的に緊迫感がずっと続く映画なので、結構疲れる気もしますが(笑)、楽しめました。
ちょっとだけ血が出て、グロって程ではないが「痛そう~ウワーー」と思うシーンはあります。血が苦手な方は注意。それ以外はミステリー要素はちょっとで、スリラー要素が多く、エロ要素も虫も出てこないので万人向けだと思います。
おしい!
他の方も言うように、前半中盤までは面白い。目まぐるしく展開が成されていく中でオペレーターとしての緊張感がこちらにも伝わってきました。
ただ、後半。後半が、、
最後までオペレーターとして犯人と戦ったほうが良い作品になったんじゃないかと悔やまれます。しかも終わり方よ。
そら精神安定剤服用しますよ。笑
昔、観た映画で似たようなのでイナフって映画ありましたね。ジェニファーロペスの。
あそこまで酷くないけど、ちょっとやりすぎのような。
ただ十分ハラハラ感は楽しめたと思います。
イライラしながら見ていた ちくしょー! ハラハラドキドキ さいごは...
イライラしながら見ていた
ちくしょー!
ハラハラドキドキ
さいごはスカッと
途中まで面白かったのに…
うーん、中盤まですごく面白くてドキドキわくわくしていたのに、途中からそんなとこ捜査漏れするかいな?というご都合主義だったり、見つけたら通報するよね?とか一人で行くか?とツッコミたくなる展開になっていって興醒めしちゃったなぁ。俳優さんは良いのに、お話が突っ込みどころ満載で2時間ドラマレベルでイマイチでした。
せっかくの題材が台無し
誘拐された少女からの電話。手がかりは電話からの情報だけ。
普段は脇役でしかないコール室のオペレーターだが、少女の所在も犯人もわからないため、事件解決の主役に踊り出るという設定だ。
しかし、オペレーターが電話からの情報だけで事件を解決するという範囲では面白くする事が出来ず、駄目な手を使ってしまったダメ映画になっている。
もう終盤は展開ありきで、まったくリアリティも整合性も崩れ、キャラも崩壊して終わる。
911のオペレーターが誘拐された少女を救い出す荒業とは…!?
911にかかってきた誘拐された少女からの助け。
女性オペレーターは電話だけで少女を助けようと奔走する…!
ハル・ベリー主演のサスペンス・スリラー。
冒頭、いきなり凡ミスをしてしまうヒロイン。
トラウマを持たせる為に必要な伏線なんだけど、プロのオペレーターとしてはあるまじき行為。
オペレーターの実情なんか知らない自分でさえ、それはアカンでしょ、と思ったし。
「セッション9」「マシニスト」のブラッド・アンダーソンがこんなチープなサスペンスを手掛けたのか?…と思ったら、アビゲイル・ブレスリン演じる少女が誘拐される本筋が始まったら俄然面白くなってきた。
パニックに陥っている相手を落ち着かせ、冷静に情報を聞き出す。
誘拐された自身の名前、犯人の特徴、現在地の手がかり…。
手遅れになったら最悪の事態に。
少々似た設定の「セルラー」と同じく、サスペンスが盛り上がる。
911のオペレーターの仕事は何とハード。
対応は勿論、劇中でも言っていたが、事件は解決したか、犯人は逮捕されたか、被害者の安否は?…一切知らされない。
感情を切り離し、やるべき事をやるだけ。
一つ一つ気にしていたら、とてもじゃないけど務まらない。
とは言え、人間。そのストレス、いや、すり減っていく神経はいかほどのものか。
人の生死と対した時の看護士が頭をよぎった。
居場所のヒントになる為に走る車のトランクの隙間からペンキを流したり、トランクから後部席へ抜け出て外部に助けを求めたり、犯人に気付かれたら危ないじゃん!…などなどツッコミ所、ご都合主義は多々。
しかし、キャストの熱演・怪演も相まって、緊迫感充分、なかなか飽きずに見れた。
終盤、ハル・ベリー演じるオペレーターが自ら犯人が潜伏してると思われる場所へ赴く展開はいかにもサスペンス映画的。
衝撃はラストのラストにやって来た。
犯人は逮捕され、誘拐された少女は無事救出され…なんて予定調和のオチではなかった。
非人道的でもある。
が、自分たちを苦しめた犯人には自分たちで落とし前を着ける。
その所業、犯人より怖ッ…((((;゜Д゜)))
でも、スカッと♪
中盤までならアルゴ級
WOWOW放送分を録画視聴。
途中までは手に汗握る展開でスゴく良かったのに、後半へ向かうにつれて迷走というか失速していく感じがして実に勿体ない。
もう少し上手く出来たのではと思うだけに残念で惜しい作品だ。
伏線の回収など丁寧にしようとする姿勢には好感が持てるのだが、後半のストーリーテリングは明らかに良くない気がする。
まず主人公の任務は任務として遂行すべきだったろう。あそこまでやることはない。
ラストに至っては、警察は完全にどうでも良くなっちゃってる。
せっかく過去の失敗に苦悩し、それを乗り越えて自信と誇りを取り戻せたのに、あのラストの行動は新たな悔いや苦悩を生む結果になりはしないだろうか?
リアルに考えたらそうなるだろう…。
途中でやめれば正当防衛だったのに、あれでは主人公のしたことは正義ではなく犯罪行為だ。
やはり最後は警察に任せるべきだったと思う。
とにかく途中まではスゴく良かっただけに後半のグダグダさは残念です。
◆ 中盤からの失速 ◆
どんでん返しとの噂で見てみましたが、中盤からの展開で評価が分かれる作品ですね。
途中、いやそこで逃げれるだろと突っ込む所もあるけど、ハラハラドキドキでホントに面白いのに…
中盤のハルベリーが指令室から出てからの展開が残念過ぎる。
そこは警察に任せましょうよ。
しかもあのラストじゃ、彼女以外の少女の事件がお蔵入りになってしまうじゃないのよ。
最後まで餅は餅屋に任せて欲しい作品でした。
楽しめた
邦題(結局同じタイトルだし)が付く前から超楽しみにしてて、やっとDVDになってから見ました!
全体を通してスピード感がありなかなか面白かったです!ただ、最終的に911の指令室の人間が助けに行くっていうのはちと現実味が無いかなと…あと、犯人の隠し地下室に少女を探しに来た警察が気付かないのは如何なもんでしょうか?通話の時の2人の週末映画見に行くって言ってた約束がエンディングかな?と勝手にハッピーエンドを思い描いていたので個人的にはある意味予想外な終わりでした。ストーリー上、助かるのは分かってたけど若干ブラックでしたね(笑)
911の実情。
チラシを手にした時から、どうしても観たかった一本。
ところが鑑賞劇場の対応ときたらかなり酷い(汗)
もともと限定公開だったのか、スケジュール問題なのかは
知らないが、一日一回上映、夕方の中途半端な時間のみ。
これはもうムリかも…と諦めた瞬間、上映が一週間延びた。
これは観ろ!ってことだよなー^^;と好きモノ解釈し、
日曜日の中途半端な夕方タイムになんとか観に行ってきた。
結果、想像通りとはいえ、やはり観て良かった!満足…!
取り立てて凄い話というのでもないが、どこかで観た映画と
どこかで観た映画をドッキング?させたような、
既視感アリのドキドキハラハラ感がしばらく続くので怖い。
こちらでいう緊急通報番号の110番は、アチラでは911番。
警察から救急までこの通話での記録は全て傍受されており、
一刻を争う緊急時にはこの番号が使われているとのことだ。
ところが酷いことに、通報者と会話をするオペレーターには
その後の結果(生死や事件の)が全く知らされないのだという。
彼らが民間人であることがその理由らしいが、では
悲惨な事件に遭遇してしまった際のトラウマはどう解決を?
という、身近なテーマを浮き彫りにしているのが興味深い。
冒頭での事件、とある通報で致命的なミスを冒してしまった
主人公のジョーダン(ハル)は、救えなかった少女の命に脅えて
オペレーターの席に戻ることができない。そんな中、今度は
ショッピングモールで少女が誘拐され、手中のプリペイド携帯
から911へと通報が入る。その場に居合わせたジョーダンが
ベテランの腕を発揮、今度は冷静に指示を与えていくのだが…
被害者の少女をA・ブレスリン。まぁ頭が良さそうな彼女にして
絶対助かるだろう!?と信じながらも、車内のトランクから
必死に助けを求めつつ、泣いても冷静な彼女の熱演がまた凄い。
犯人は早々に判明するが、高速道で、一般道で、様々な目撃者
と遭遇しながらも、なかなか犯人確保にまで追いつかない。
彼らは一体どうやって、犯人から少女を救い出すのだろうか。
中盤までは、ノンストップの追跡が続いて緊張感が増すのだが、
この監督は中盤以降でガラリとテイストを変えてくる。
いわゆる猟奇?偏執?的な面を持ち出してくるのだが、これを
面白いと思うか、邪魔に感じるかでかなり印象が変わってくる。
私的には倫理に沿った展開にした方が良かったのでは?と思うが、
エ!?と思うラストには確かに巧いというより、茫然となるかも^^;
とはいえ、あまり陽の当たらなかった(しかし最重要拠点)911に
焦点を向けたテーマの選び方はさすがで、観応えは十分。
(しかし可哀想なのはあのオッサン、幾らなんでも…喚き過ぎよね)
マチ゛、衝撃の結末です。
誘拐された人物が、電話で助けを求めていく映画といえば、キム・ベイシンガー主演の2004年の作品『セルラー』を思い出します。
『セルラー』の方は、助けを求める人物が掛けた先が偶々携帯電話だったという設定ですが、今回のこの作品は、携帯電話から助けを求める話。シチュエーション的には、逆になっています。ただ、物語としては、電話が切れたり、中々意思疎通が上手く行かなかったりと、緊迫感は同じです。やっぱり、電話というシチュエーションは、何らかの緊張感を生み出すんですかね?
誘拐されてから、ものの数時間の話なのですが、ものすごく緊迫感があります。上映時間は94分と特に長くなく、むしろ短い方ですが、緊張感のためか、意外に長く感じました。あれ以上長かったら、緊張感に絶えられなかったかもね。
よく映画のキャッチコピーに『衝撃の結末!』と言うのがあります。殆どの場合、言うほどのことではないんですが、この作品の結末は、マチ゛衝撃的です。ああ言う事で、いいの?!
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