拍手する時に去れのレビュー・感想・評価
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面白かった
殺人事件の犯人を速攻で捕まえたが、本人は否認。じゃあ誰が犯人なのか?という謎で引っ張りつつ、証言者や参考人たちが現実から微妙にズレた会話を繰り広げる。こういうシュールな笑い(というか、苦味を含んだコメディとでも言えばいいのか)は好きなテイスト。
チョン・ジェヨン主演の「正しく生きよう」に雰囲気が似てるなと思ったら、これのチャン・ジン監督は「正しく生きよう」の脚本書いてたんですね。納得。
予備知識なしで見たんですが舞台演劇っぽさがすごくて、ググったら演劇っぽいどころか、もろに戯曲の映画化とのことで腑に落ちました。
途中で出てくるヤクザ(?)、チョン・ジェヨンだよね…!?
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まるでテレビの2時間サスペンス。
ホテルで殺人事件が起こって、外にいた男をそのまま逮捕。取調室で尋問が始まるが、全てテレビ中継されているところが新しかった。自白の強要といったことがないように、暴力的ならば即批判されるし、なかなか面白い設定だ。
犯人役のシン・ハギュンは『マイ・ブラザー』での印象が強く、なかなかの演技派だ。最初は疑わしいが、次々と新事実が浮かび上がり、徐々に容疑が晴れてゆく。ん、ホテルの支配人が怪しくなった??
時間もリアルタイムのように捜査状況が変化していく様子が映し出され、映像としても新しい感じがするのですが、コミカルに描いたところが失敗か・・・そして、サスペンスファンなら真犯人もわかってしまうほどお粗末だ・・・まぁ、演技が上手いためかもしれないが。
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