インターステラーのレビュー・感想・評価
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監督の力量が分かるSFの名作
評価が良いので遅れながらアマプラで視聴しましたが名作でした。
撮り方も良かったが、無音の箇所があったり音の緩急も上手いと思いました。
また突入のシーンなど派手過ぎず、光だけでの表現は昔のSFを彷彿させる。
最近の宇宙物は突入シーンがやたら派手だけど、今作は地味な分、人物の心理描写によりフォーカスされ感情移入がしやすかった。
時空や時間軸の話が突然出てくるので、ボーっと見る向きではないかも。
SF、ミステリー、愛、宇宙というジャンルで
広げ過ぎた風呂敷に心配しましたが(5次元の所)文句なしのオチで監督の力量を感じました。
強いて言うなら、父と娘の再会は少し淡白に感じましたが「帰ってくるのを信じてた」からこそクールだったのかも。
アンハサウェイは悲しい表情がやっぱり上手い。マーフィーの子役も魅力的な表情で引き込まれました。
長いけど見応えたっぴりです。自宅で見たけど、映画館でみたら感情も揺れ動くから体力いただろうな。でも映画でみたい作品のひとつです。
愛は時空を越える
クリストファーノーラン凄え!としか言いようがないレベルの大傑作。
親子愛と人類滅亡の危機という2つの軸で進む作品。
最新のCGの映像美は、無限に広がる宇宙を彷徨う主人公たちの孤独を、より浮き彫りにする。
また本作は〝時間〟というテーマに大きな比重が置かれている。
地球との時間の速度の違いにより、子が親の歳を追い越していく様には、否が応にも自分の人生を見つめ直すきっかけになるはず。
アンハサウェイ演じる乗組員が理屈より愛情を優先して主人公に諭されるシーンがあるが、これは、物語終盤の「愛情が時空を越える」という展開のための伏線だと感じた。
壮大な宇宙空間が、田舎の家の書斎へと収束していく話の構成力には、クリストファーノーランに思わず賞賛を送りたくなった。
2時間50分というボリュームを、物足りなく感じるこの作品は、私たち視聴者の時空をも越えた、と言えるのかもしれない。
なるほど
我々が認識している3次元より高次元の世界をどのように表現するかは非常に難しいですが、本棚の裏の映像はなるほどと思いました。
高次元の中で死を間近にして思い描いたのは、やはり娘だったわけです。
それを人が認識できる三次元の世界で再構築するとああなるのかと。
もちろんそんな事象はまだ誰も証明できていないので、そこをどう想像、表現するかがクリエイターの力量でしょう。
本棚の裏のくだりが無理矢理だと思っている方がチラホラいるようですが、あれこそがこの映画の背骨であり、全てはこのための伏線ですよ。
近代SF宇宙映画の金字塔
クリストファー・ノーラン監督作品は問答無用で高評価してしまう私ですが、★を10個つけたいほどこの作品が好きです。重力、ブラックホール、高次元空間の表現演出が大変素晴らしい。そこに親子のヒューマンドラマ。、ラストシーンは悲しくも優しいウラシマ効果で締めくくる。最高のSF映画です。
クリストファー・ノーラン監督の映画で、また大好きな女優のアンハサウ...
クリストファー・ノーラン監督の映画で、また大好きな女優のアンハサウェイが出ていることから絶対に観たい!と思って期待して観たのですが、期待通りとても面白かったです!
ただこの映画を全て理解できている方は観た後すっきりしているかもしれないですが、どうしてもハッピーエンドを求めてしまう私は娘がおばあちゃんになってしまう前にもっと早く地球にいる人たちを救って家族に会う方法があればよかったのにと思ってしまい、モヤモヤした感じが残っています。また兄がどうしているのかも少し気になりました。
でもこういう終わり方も好きな人からするととても良い面白い映画だと思います!
私は観終わった後に時間の大切さを改めて感じました(笑)
映像美と科学への探求心は、本物
現在、映画館で上映中のテネットを見た後、初めて視聴。
正直、展開の面白さや、過去見たことのない映像への驚きという点では、同じ監督が制作したテネット・インセプションに劣ると思う。
5次元の存在の「彼ら」が、将来の人類であること、
そして、その鍵が「愛」(5軸目)というオチは、正直、期待外れだった。
120年以上昔の娘と接触する場面は、
伏線の回収にすっきりするというより、「え、これが答えで客が満足すると思う?」って気持ちだった。
球体に見えるワームホールなど、科学的な知見に基づいて作られた映像がちりばめられているんだろうけど、私が求めていたのは、SF(すこし不思議な)映像体験だったらしい。
いい作品とは思う。が、他の人には、同監督の作品だったら、他の映画を薦めたい。
アノ波をIMAXで観てみたくて突貫。 引き波、ガルガンチュア、ステ...
アノ波をIMAXで観てみたくて突貫。
引き波、ガルガンチュア、ステーションのシーンは画面いっぱいIMAX全開で大迫力。
音響の相乗効果も発揮して見ていて圧倒された。ハンスジマーの音楽大好き。
宇宙空間と惑星の魅力、とにかくガルガンチュアに心を引き付けられた。
時間と空間の捻じ曲げ方が最高すぎる。
相対性理論などの理論部分はどうしても知識、理解力足らずで理解できず・・・
5次元とは愛なのか?
なぜ?誰が?と思う箇所は尽きない。
この映画は愛を伝えたいのだと思う。
少女マーフの人生と父クーパーとの絆と愛の物語。
愛の表現にSFを使っていると言ったほうが自分はしっくりきた。
愛は時間、時空をも超越する存在なんだ。
TRASとCASEが愉快。
アメリア博士を助ける時の縦回転からの抱えてズザザザーっと海上で早く動けるところにやられた(笑)
マン博士を追う時の四本足の動きが実に滑稽。台詞もユニーク。
L字の手(?)を使って作業している姿がカワイイ。
帰っていくクーパーとこれから向かう自分達とすれ違う瞬間が何ともいえない気持ちにさせる。
ブランド博士が彼らよと言った時、まさかクーパーだとは思わなかった。
あの時のクーパー側から見たアンハサウェイの表情が最高過ぎます。
SFなのに圧倒的リアリティ
このレビューを書いている2020年10月現在、クリストファー・ノーラン監督脚本の「TENET」が興行収入の首位に立っており、「TENET」がめちゃくちゃ面白かったので過去作である「インターステラー」も鑑賞してみたくなりました。
一応ノーラン監督の映画は「メメント」「ダークナイト」「TENET」を鑑賞済みの状態で、今作「インターステラー」についての予備知識はほとんど無い状態での鑑賞でした。
結論。非常に面白かった!!
TENETのレビューでインターステラーを引き合いに出して「難しい物理用語がポンポン出てくる」と評している方がいらっしゃったので身構えていました。確かに宇宙やブラックホールに関する用語(「特殊相対性理論」「裸の特異点」などなど)が出てきたのですが、幸運なことに今年のノーベル物理学賞を受賞した研究がブラックホールに関する研究であり、興味があって事前にブラックホールについて調べていたのである程度は理解することができました。難しい用語は何個も出てきますが、それこそ「TENET」と同じく分かんない部分は聞き流しても全く問題ないと思います。物語の本質はそこじゃないので。
「地球から離れた移住可能な星を探す」というSF作品ではありますが、設定が非常に細かく作りこまれており、SFなのに非常にリアリティのある作品でした。
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疫病や大規模な砂嵐によって荒廃してしまった地球。人類滅亡が迫る地球から移住可能な星を探すために元凄腕のパイロットであったエンジニアのクーパー(マシュー・マコノヒー)が未知の宇宙へ旅立っていく。
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本作の上映時間は169分と非常に長いんですが、あらすじを書いてみるとビビるほど短くまとまります。「移住可能な星を探す旅」です。非常にシンプル。でも、密度が異常に濃い作品でもあり、169分間全く飽きずに鑑賞することができました。
この映画の優れた部分は、地球と宇宙という遥か離れた場所の距離感を「時間」という概念で表現したことでしょう。
「目的地到着まで○年」「この星の1時間は地球での○年」というように、宇宙にいるクーパーと地球にいる家族との時間差がどんどんと歪んでいくことで、「取り返しのつかない遥か彼方へ来てしまった」という感覚が生まれているのです。
サイエンス、宇宙の知識がないと理解しずらいと思う
最近、宇宙について興味が出て色々調べてた矢先に知った映画でした。
ブラックホールや中性子星、銀河、特異点etc...
ある程度基本的な?知識が無いと話の半分位しか理解出来なかったと思います。
他の方も言っておりますが、ある程度の矛盾や嘘を真実に散りばめながら親子の愛も入れてアメリカンSFの特色を出していたと思います。
後半はちょっと詰め込みすぎと言うか恐らく纏める為の時間が足りなかった駆け足具合だったのが気になりますが、全体的に良い作品だと思いました。
もう少し5次元関連を上手く表現するか、バッサリと無機質なくらい淡々と表現した方が個人的に良いかなと思ったのが、個人的な感想です。
よく分からなかったからから評価もしづらい
長かった。
ちょっと難しい言葉が多くて今ひとつよく分からなかったな。。
・5次元を生み出した人類は何でクーパーにそれを託したのか?
もっとほかに伝える方法、やり方があったんじゃないか?
・クーパーが帰ってきた世界はコロニーだった訳だと思うが、
あれはマーフィーが作ったの?移住可能の星が見つからなかった場合のことを
考えて作ったってこと?
・ブラックホールーの中に重力を解明できる何かがあるというのがよくわかんなかった。
・その何かがわかると何が完成するの?
・クーパーの息子は何で子供と奥さんに診察を受けさせなかったの?
・何でマーフィーがお父さんから連絡があったと言ったらお兄ちゃんは大人しくなったの?
あれだけで信用したの?
・地球に起こった重力異常は何のため?未来の人類?
ちょっと思い出しただけでも疑問がありつつ観ちゃった。
とは言え、わずか数分で数十年の時が過ぎる恐怖や、
数10年の孤独、焦りは十分伝わったので、今までにない
恐怖を感じることはできたかもしれない。
しかし、一部の知識がある人じゃないと心底楽しめないところもあるので
もう少し丁寧な説明が必要だったと思う。
娘に対してわかりやすく説明するなどすれば
見ている側も理解できたと思うし。
重々しい雰囲気や映画の重厚感を重視するあまり
そういう観客置いてけぼりな演出は頂けなかった。
安住の地を求め宇宙へ…またもや時間が
TENET鑑賞前日、ノーランワールドに慣れておくために再鑑賞。
近い未来、環境変化による食糧難によって人類の滅亡が近づいていた。人類存続の為、主人公は新たな居住可能な惑星を探しに別の銀河系へ向かう。
その中で、予想もつかないアクシデントにてんわやんわする、設定としてはよくあるんだけど、今作はしっかりと科学考証をしてるらしいし、なんちゃってSFとは違うのが良い。それ故に専門的な用語が出てくるから内容が難しいなと思った。
でもシンプルに宇宙に関する知識を学べたのが良かった。
ワームホールって平面だと思ってたけど、球体なんだぁとか、ブラックホールの中はこんな感じなんかなぁとか、ペシャンコにならないのかぁ、しかも生きて帰ってこれるんかいとか興奮しながら見ていた。
そして特に興味深かったのは、ある星で数時間過ごして母船に残ったら20年以上経っている、時間遅延が起きたことだ。
これは相対性理論に基づいている。名前だけ知っててなんのこっちゃだったが、重力はただの物体間に働く万有引力ではなく、時空の歪みということ。重力の強い場所の方が弱い場所より時間の進みが遅い。実際、地上よりスカイツリーの方が時間が進む速度が速いらしい。
そんな理論を時間の魔術師ノーラン監督が見逃すはずがなく、大胆にSF映画に落とし込んでいるのはさすがだなと思った。
わずか数時間の間に子供が大人になっている。成長を映像で見ることはできたから嬉しいだろうけど、そばで見守ることができなかったのは辛いだろうなぁと思った。そして息子に見放された時の絶望感、マシューマコノヒーの表情が喜びから悲しみに変わるのが印象的だった。
家族を残して旅立つ男の苦悩、残された娘の葛藤は物語を盛り上げるおかずのようなものかと思っていたが、今作のテーマは愛。
科学で人類を救うのだが、その展開が親と子の愛は空間、時間さえも越えることができることを示していて、興奮と感動が一気に押し寄せた。
てか、出演者が豪華だなと思ってたけど、よく見たらティモシーシャラメが出てることに驚き。そしてシャラメが大人になったのをケイシーアフレックが演じてたけど、全く似てないから違和感感じた笑。
すごい!宇宙やばい!面白い!
伝えられる語彙と知識が足らなすぎて、伝えられないけどとにかく最高に面白かった。そもそも宇宙が大好きなので、幸せやった。
規格外の他の星にはわくわくして、重力のせいで20年くらい経ってた時は悲しすぎて、あんなに帰りたかった人が最後の最後で犠牲になる展開は予想してなくて衝撃やったし、そっからの展開がまじやべぇ。(あぁ、語彙力。
これはまた見たい!何度でも見たい!
星10くらいにしたい!なんで5個しかないんだ(笑)
Amazonプライムにあったので、よく知らずに鑑賞。
3時間近くあったので、最後まで観れるかなとか不安がってましたが、そんなの失礼でした(笑)
【時間】【5次元】【愛】というのが私的キーワード。
すごくよかったです!
124歳になったクーパーと、娘マーフの土星での再会で結構泣きました。。
アンハサウェイでてるじゃん!
え、ティモシーシャラメでてるじゃん!
という感動もありました(笑)
鑑賞できてよかったです
愛は全てを超越する…。
・物理や科学の知識サッパリなので、イマイチ分かりにくい部分がありましたが、ものすごいスケールの大きな愛で包まれたストーリーに感動しました。
・序盤の伏線が、まさかそんな形でラストに繋がるのかぁって、ビックリしました。
・映像がホントに素晴らしくて見入りました。細部までのこだわりを感じていて、すごかったです。
ノーラン祭りでみました!
ノーラン夏祭りでインターステラー鑑賞。
当時見逃してしまい、息子トム役のティモシー見たさに奮発してIMAXレーザーで観ました!
ノーラン作品にはIMAXが本当によく似合う!
臨場感半端なかった。
数年前にこんな素晴らしいクオリティの作品を作っているという驚き。
初っ端のトウモロコシ畑をクーパー父子と一緒に車でドローンを追いかけるというシーンから、引き込まれた〜
異常気象、食料不足、人類の滅亡が迫る近未来が舞台。
家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく父クーパー。
水や氷の惑星の迫力。
そして五次元空間のシーンに魅了された。
物理は全くわからないから理解不足。
なのに何回もみたくなる。
知識不足でもめっちゃ楽しめた。
「私たちの新しい星」にブランド博士を迎えに行くクーパーからの続編を作ってくれないかな…なんて思ってしまう私でした。
いよいよ、明日はテネット公開ですね!
SF感動作/宇宙の壮大さを感じられる作品
IMAXの再上映で鑑賞。宇宙の映像美と音楽、振動に圧倒された3時間でした。真空の宇宙が無音でも、その場の緊張感や迫力が伝わってくる演出でした。
SF映画の『メッセージ』が好きな人は楽しめると思います。時間を超越する宇宙の壮大さと途方もなさに圧倒されて、鑑賞後に寂しくなる感じが似てました。
最初の惑星に仲間を助けに行くとき、マーフィーは時間を費やすリスクを指摘して反対したけれど、仲間の信号を無視できないアメリアの情に流された。結果的にはその判断は間違っていた。
次に行く惑星を選ぶ時、マーフィーは恋人がいる星に行きたがるアメリアを制して、計画に多大な貢献をしたというマン博士の星を選択した。合理的な判断をしたはずなのに、今度はそれがまた間違っていた。
情で選択しても、合理的な判断をしても、いずれにしても結局人間は間違えてしまうものなのだと、正しい選択を出来るかなんて運のようなものなのだと二つを比較して思いました。
あと、全体通してマシュー・マコノヒーが格好良過ぎました。娘を愛する父としても、最後のアメリアの元に駆けつけるために宇宙船に乗り込む横顔も、本当にセクシーでした。娘や息子を思って泣くその表情や嗚咽がとても切なかったです。
久しぶりに映画館に行きました
なんか映画でも観てきたら?と夫に急に言われて、えー、急、と思ったけど、今何やってるのかな〜って調べたら、テネットがもうすぐ公開なのでインターステラーがIMAXでやってて、これを観るかと行ってきた。確か飛行機の中で観て、飛行機の揺れが映画の内容とシンクロしたりして、それはそれで面白かったけど、やっぱり大きな画面で観ると全く違う、迫力だった。あと子どもが出来てから観たら超泣けた・・・。
時間がめっちゃ遅く進む星から戻ってからの絶望感・・・この星では1時間が地球の7年だから、とにかく急がなきゃ!っていうのが前に観た時よりひしひしと、子どもの成長を10年も20年も見られないなんて、辛過ぎる・・・最後お婆さんになった娘と再開する場面も、前観た時はやっと会えたねという感じで観てたけども、今観ると、それよりも失った時間の長さを考えてしまって、悲しかったな。
1回目に観た時に、地球規模で危機的な状況にあるらしいのに、映画に出てくるのが一部の場所の一部の人々なので、他の場所がどうなってるのかよく分からないのがモヤモヤしたなと思ったけど、見せるのを一部分にすることで寓話っぽい感じが増してるのかも、あとは結局はとても個人的な話というか、父と娘の話というか、だからこれでいいのかも、と思った。アメリアがエドマンズの星に行きたくて愛の話をとうとうとして2人に引かれる、みたいな(みたいな?)場面があったけど、最後は父と娘の愛がどうたらで次元が繋がってどうたらみたいになっていって、よく分からないけど、ここをまあいいかと思えるかどうかで好き嫌いの分かれる映画かな、私は好きだった。
本編前の予告が面白そうな映画と思ってたら途中で「テネット」と出て、はあ!っと、テネットも映画館でIMAXで観たいなぁ、でも予告とかあんまり観たくない派だから途中から目をつぶっていた。楽しみ。
コロナが流行り出してから初めて映画館に行ったけど、座席前後左右空いてて観やすいし、1人で行きやすいし、良かったな。
10年の1本あるかないかの名作
TOHOのリバイバル上映で鑑賞しました。公開当時の劇場が1回目、自宅で2回目、今回が3回目です。3回目にも関わらず、父娘の別れのシーンは泣けたし、ワームホールやミラーの惑星(波が来るところ)のシーンは圧倒されました。10年に1本あるかないかの名作だと思います。
ノーラン監督の映画は難しいだけあって、観る数を重ねるたびに理解度が増して本当の面白さがわかるような気がします。
SFとしては
人によって見方様々と思いますが、SFとしての評価をレビューします。
物理は過去に発見された法則を内包する形で進んでます。古典物理に対する相対論しかり、量子力学しかり。そういう意味でブラックホールの内側、向こう側みたいな未知の世界に関してはSF作家が自由に表現できる。でも、日常と接続した部分では古典物理が成立していないとおかしい。この制約がSFを作る難しさであり、面白さ、挑戦でも有ると思う
。
そういった観点で最初に交信に気づく重要な場面が物理的に正しくないのが気になって楽しめなかった。重力波と重力の区別がついてないことや、重力の特性が正しくないこと。一つめの惑星の設定も、無理があった。
もう本当によかったです…だいすきな映画…IMAXで見れたのが本当に...
もう本当によかったです…だいすきな映画…IMAXで見れたのが本当に嬉しい…大迫力でした
アップされた土星に宇宙船が本当に小さく写っているシーンや、ブラックホールに落ちたクーパーの顔に光が反射するシーン、氷の星や水の星など印象的な画ばかりでわくわくしました!
いろんな伏線が綺麗に回収されていって気持ちよかったしわかりやすくていい映画でした
マーフとクーパーの再会シーンで、マーフが「親が子を看取るなんてだめ」と言っていて、娘の方が精神的にも年上になってしまったんだなあと実感しました
あと、冒頭の三者面談で家族の状況や性格をまるっと説明してしまうの、上手だな〜〜と思いました!この繊細な感情や言葉のニュアンスって小説や舞台じゃ難しい、映像ならではのものですよね!
つくづく映画って総合芸術なんだなってぐっときました
SFってなんとなく難しいイメージだったけど、インターステラーはわかりやすくて他のもたくさん見たいなと思いました!間口を広げてくれた大事な映画になりそうです。
あと結構2001年宇宙の旅のオマージュでてきますよね?!
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