「長くて良かった!」インターステラー &&さんの映画レビュー(感想・評価)
長くて良かった!
短かったとかあっと謂う間だった
とまでは思わないけれど、
長かったからこそ最初の伏線も忘れてて
この世界観を素直に楽しめた。
間違いなく映画館で見るべき映画でした。
只観ていて感動したし
素晴らしいエンターテイメントだと思った。
親子で見る映画にしては長いし難しいと思うのは大人の勝手な印象でしょうね。
私自身
元々ウラシマ効果だとか相対性理論だとか知らないし、劇場の説明で納得できる程、頭が良くないので、
判らない事が多かったからこそ
一緒に観に行った人とああじゃないかこうじゃないかと会話が止まらず、
家に帰ってからもレビューを検索しました。
それも含めて楽しい映画です。
そこで、
知識がある方?が5次元とかブラックホール等々に関して辻褄が合わなかご都合主義だとか色々書いてましたが、
まだ誰も見たこともない事象の解釈は学者の数だけありそうな上日々変わってそうなので何が正しいとか間違ってるとか言いきれない上、
ドキュメンタリーじゃなくて創作ですからね!
ゼログラビティの時も何かネットで問題になってましたけど、
まだ皆自由に宇宙行くわけでもないし
個人的な見解で作品作って何が悪いんだって
思ってしまうのでした。
それは無知な者の贔屓目線でしょうか。
そんな私は
不器用な息子に涙しました。
父が進めと言えば崖でもアクセルを踏む兄です。
父が死んだと思い、自分の家族を犠牲にしても父から任された家と農園を離れません。
家族は皆頑固な所が似ていて、
それを判っている妹は放火をします。
父が生きていてメッセージ?がきたことを聞い
た時の表情は煤か土かでよく見えませんでしたが、
きっとずっと妹が父の生存を証明するのを待っていたので安堵したことと思います。
圧倒的な映像とロボットのジョーク等々
父と娘の絆の話だけじゃない見所も随所に散りばめられた良い映画でした。
次は甥っ子と吹き替えで観に行きたいです。
正直この映画で科学的矛盾と言い出すと、ほぼほぼ全てのSF作品が矛盾した代物だと思います。
飛躍があって説明がされてない、というなら納得。
その飛躍がSFの醍醐味の一つですから。
〝不器用な息子〟への暖かい目線。
見落としてました。言われてみれば、マーフの部屋をそのままにしていたことだけでも、彼の家族への想いの深さと優しさが伝わってきます。
感動が更に増しました。ありがとうございます。