劇場公開日 2013年10月18日

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「ピュアと我がままは紙一重」ダイアナ シュナイダーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ピュアと我がままは紙一重

2013年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ダイアナは、世界で最も愛された女性であったと同時に、世界で最も孤独を味わった女性でもあったのですね。
誰もが顔を知っていて、何をするにもパパラッチに追われる生活って・・・。
しかも離婚後は子供達にもほとんど会えない生活だったようですから、その心中は察して余りあるものが・・・。

そんな彼女の心を癒した人物が一人存在したと言うのがこの映画のメインとなっていましたが、結局終わってみれば最初から結末が見えていた恋と言えなくもなく、何とも切ない思いで胸が一杯になってしまいました。
もし2人の性格が少しでも違っていたならばまた違った結末もあったような気はしましたが、それだったらそもそも惹かれあうこともない訳ですしね・・・まあとにかく、切なさで胸が苦しくなる2人の愛の結末でした。

ちょっと惜しかったのは、ダイアナって本当にピュアな人だったんだなと思えた反面、結局我がままな元プリンセスだったなと思えてしまったところもあったので、もう少し違った見せ方はなかったのかなと・・・そこは残念に思えて仕方がなかったですね。

ナオミ・ワッツ(ダイアナ)・・・パッと見ダイアナにはあまり似てないのですが、物語が進むに連れていつの間にかちゃんとダイアナになっていましたね。
さすがナオミ・ワッツとしか言い様が無いぐらい、素晴らしい役作りだったと思いました。
一人の女性として幸せを掴みたいけど思うようにはいかず、もがき苦しむ様子がリアルに伝わってきて胸が苦しくなりました。

ナビーン・アンドリュース(ハスナット)・・・顔はパキスタン版クライブ・オーウェンちょっとぽっちゃり風味な感じでしょうか(笑)
医者なのにジャンクフードを食べるはヘビースモーカーだはでこの映画を見る限りではあまり好感の持てる男ではなかったですが、人を肩書きで判断せず仕事に誇りを持つ実直な男だったのがダイアナには物凄く魅力的に思えたのでしょうね。

キャス・アンバー(ドディ)・・・ダイアナの最後の恋人としてゴシップ誌を賑わせた彼ですが、こうして見ると彼も何かと可哀想な立場に置かれていたんですね・・・。
結局本当のところは一体どうだったのか、気になって仕方がありません!

ジェラルディン・ジェームズ(ウーナ)・・・劇中ではダイアナが唯一心許せる相談相手として扱われていましたが、確かにダイアナのような立場の人には絶対こう言う人が必要ですよね。
妙にホッと出来るような安心感が滲み出ていました。

ダイアナの側近の方々・・・何かと振り回されて大変そうでしたね・・・。

私はダイアナに関してはあまり詳しくはなかったので、この内容でもそうなんだ~と感心しながら見させてもらいましたが、ダイアナに詳しい方が見たらちょっと物足りない内容だったかもしれませんね。
「ダイアナ 最後の恋」ぐらいのタイトルにしておいた方が良かったような気も。

シュナイダー