「暗い映画は、少し光る」いなべ 堂々庵さんの映画レビュー(感想・評価)
暗い映画は、少し光る
ご当地映画という意識よりも、自分が暮らす地域が、どう映画になるのか、見とどけたくて観た。
短さが良い。
地元を知る人間には背景の地理的つながりがおかしいと感じるところも、視点を変えれば問題ないことにすぐ気づいた。
周りで観ていたおばちゃんらが、「暗い映画やなぁ」と口にしていた。地元を暗く描いたと受け止めたのだろう。その気持ちは理解できた
。
しかし、薄暗く光っていた。
アンドレイ・タルコフスキーを思い起こすのは、私だけだろうか?
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