「“ガンダム”という思想 ここに完結!」機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」 ルイコスタさんの映画レビュー(感想・評価)
“ガンダム”という思想 ここに完結!
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ファーストで初めてガンダムに出会ったのは、5歳だったろうか。あれからウン十年。信じて見続けてきて本当によかった。
人類が宇宙で暮らすことによる革新・ニュータイプの可能性を信じる。きっと幾世代を経ても、私たちには体験のできない生物としての進化が、温かさを伴ったものであってほしいという祈りという物語の結論。
それは現実世界にあっても、今の世の中がフロンタルが言うような「現状を維持するためなら、可能性を葬る」世の中だとしても、いつか人類は次のステップに進める、あるいは進むことを信じようというメッセージだ。
きっと宇宙世紀シリーズを作る上では、何度も紆余曲折を経たことだろう。はじめからこの答えが用意されたものではあるまい。しかし、これしか結論がなかったようにも思える。
サイコフレームというおよそ超科学的な代物や、バナージが真のニュータイプとしていきなり覚醒してしまうことなども、このメッセージを伝えるために必須だったように感じる。
壮大な叙事詩の完結に涙していた、その時、まさかの!!
いやぁー、今後も引き続きお世話になります(笑)
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