「紛れもない福井晴敏作品、紛れもないガンダム映画。」機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」 sugiさんの映画レビュー(感想・評価)
紛れもない福井晴敏作品、紛れもないガンダム映画。
世代としての宇宙世紀ガンダム作品の完結、ファンとしての福井晴敏原作、それだけで外しが無いんですが、作品としての完成度が高い!これが一番嬉しい。
福井晴敏原作映画は実写は全てダダスベり。もう新作に期待さえ出来ない状態なので、ガンダムUCの快挙はそう言った訳でも大きい。
宇宙世紀ガンダムに取り組むに当たり、ファンが食いつくと考え得るほぼ最高と言えるスタッフ布陣、一年戦争〜シャアの叛乱全てを受けるストーリーと、福井節の説教を語らせるに足るキャラクター。素晴らしい一本です。
最終話を向かえるにあたり、ネオ・ジオングの是非だけが引っかかりましたが、ニュータイプ同士の精神感応によってフロンタルとバナージの二人で時空を超えるという展開と、あの2人を絡めるという落とし所をストーリーに盛り込む為にはシナンジュとユニコーン・バンシィでは役不足だったのかな。ま、許容範囲と思います。
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