私の男のレビュー・感想・評価
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ふみちゃんワンダーランド
家族というものを知らずに育ち、それでも互いに家族になろうと必死で模索する2人の姿に共感しかなかった。成功例を知らずに理想を追い求めるのって本当に大変よね。どこを目指せばいいのかも、いま自分が向かっている方向が正しいのかもわからないわけだし。
まぁでも幸せな家庭に育った人が漏れなく幸せな家庭を築けるかっつーとそうでもないっつー話もあるけど。
二階堂ふみが好きなんだけどすこぶる美しかったー。「ヒミズ」でもそうだったけど、ちょっと舌足らずで、既存の人間関係を揉みくちゃにして、グサッとくるセリフを底抜けに明るい表情で飄々と言ってのける。不健全で、ぶっ飛んでて好き。
顔は宮崎あおいにやっぱり似ている。でもこういうじっとり暗めな映画は二階堂ふみの方が似合う気がする。暗闇の中からこっちを見つめてちょっとずつズームインしてって欲しい...
「ニュー・シネマ・パラダイス」「チョコレート・ドーナツ」「私の男」なんかを観ていて思ったのは、他人の子によくそこまで愛を注げるよね...っていう。映画だとだいたい冒頭で出会って、なんやかんやあって結構すぐ受け入れる展開になる。その決断力の源泉って何なんだろう。不憫な子だから、っていう同情だけで決められるほど、他人と家族同然の関係を築くのって簡単な話じゃない。実子だって大変なのにさ。
自分の子と、仲良い友達の子しか可愛いと思わない私は、いい映画だなぁと思いつつ、毎回その辺の感覚にちょっとついていきにくい感じがあるのでした。
年の差恋愛映画では「男の一生」の方が好き。
引き込まれる
キャスティングが良かった
微妙。
幻想的
題名がずっしり乗っかって来た。
あーー浅野忠信最高!二階堂ふみいい!二人の絡みはあんなにやらしいの...
愛か、エゴか
前日見た時は途中でギブアップしてしまい、評価1の採点。
でもどうしてもしこりが残ったままの感じだったので、万全の態勢で再鑑賞。
確かに取っ付き難い部分はあるものの、力作であった。
震災で両親を失った花は遠縁の淳悟に引き取られ、紋別で寄り添うように暮らして来た。ある日、地元の名士が流氷の上で死体となって見つかり、二人は逃げるように東京へ…。
言ってしまえば、男の妄想&変態映画。
幼い少女を引き取り、やがて美しく成長した娘と…。
義理とは言え、禁断の近親愛。
しかし、当人たちは激しく求め合う。
その激しさが、ある事件を起こす…。
何処か気だるく、退廃的な前半から、スリリングな展開へ。
激しすぎる愛故に罪を犯す。
その愛の為に、また罪を犯す。
それは真の愛なのか、エゴなのか。
モスクワ国際映画祭で男優賞を受賞した浅野忠信も素晴らしいが、やはり二階堂ふみに圧倒される。
あどけない中学時代から、美しい大人の女性へ、滲み出る妖艶さ。
流氷の上での叫び、さらにその極寒の海にまで浸かる大熱演。
国内賞レースでほとんどノミネート止まりで受賞ならず、納得出来ない!
個性派・実力派が揃い、中でも藤竜也は「砂の器」の緒形拳を彷彿させるような好助演。
近藤龍人の撮影、ジム・オルークの音楽…熊切組の手腕は他の邦画と比べても群を抜く。
熊切和嘉の作品はやはりなかなかに取っ付き易いものではないが、その演出力は認めざるを得ない。
ラスト、花が見せる笑みと、絶対気になる台詞。
男の不甲斐なさを感じてしまった。
「そこのみにて光輝く」同様、こういう作品は一回だけじゃ評価出来ない。
見直しといて良かった。
で?
やっと観たのに
演技と存在感
これぞ、国恥映画!
以前から、気になっていた映画ですが、横浜、関内の二番館で漸く、観ることができました。午前11時の回。観客は、なんと私ひとり。お蔭さまで大きな欠伸をしたり、思い切りくしゃみをしたり、ついでに鼻糞をほじくったり、思い切りリラックスして鑑賞することができました。しかしながら、結果から申し上げると、今年、最悪だった「アデル、ブルーは熱い色」、「渇き。」と並ぶワースト映画なのでした。
二階堂ふみが何故、あのような色情狂になったのか、その過程が一切、語られていませんでした。浅野忠信が何故、あのような色情狂かつ残虐な殺人者になれたのか、一切、説明がありませんでした。このように感情の湧き出し口が判らない映画(尤も、これは映画に限ったことではありません。小説にしても同じことです)は観ていて非常にフラストレーションが溜まります。このような異常な映画が海外で公開され、日本人は全員、近親相姦的な性行為をしているのではないか、と思われるのが、一番、危惧されるところであります。
最近の日本映画は露骨な性描写、残酷な暴力描写、殺人描写が余りにも多すぎます。過剰な刺激は早晩、飽きられていきます。そのことに気がつかない日本の映画人は一体、どこまで愚かなのでしょう。
最後の銀座での面会シーン、あれは、まさに蛇足でしょう。この監督はもっと、脚本を練り上げてから撮影に臨むべきです。
私はこの映画で初めて、二階堂ふみ、という俳優を見ましたが、自分自身を安売りしてはいけません。現在のところ、私はこの役者に大きな将来性を見出すことはできませんでした。
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