「最初のつかみからずっとB級感満載だけど、それが狙いならノープロブレ...」グランド・イリュージョン かんりにんさんの映画レビュー(感想・評価)
最初のつかみからずっとB級感満載だけど、それが狙いならノープロブレ...
最初のつかみからずっとB級感満載だけど、それが狙いならノープロブレム。マジシャンがみたら一緒にしないでくれーと叫びそうなマジックというかパフォーマンスがラスベガス、ニューオリンズ、ニューヨークと炸裂する。黒幕に選ばれた4人のストリートマジシャンが繰り広げるのは、結局世の中お金でしょ、と割りきったようなマネー収奪ばらまきショー。翻弄されるFBIとインターポール。それを金脈と見込んで群がる投資家、評論家、テレビ局、、。あっと驚く黒幕の正体は?。スピーディな展開に、トリックだけじゃなく、アクションあり、チェイスあり、ロマンスあり、人生ドラマあり、のてんこ盛り。なのにどれも雑。なんか池袋の某男子校のフェスティバルみたいだな。そこがまあ、いいとこなんだけど。雑と見せかけたからこその大どんでん返し。フランスからのミスディレクションが上手すぎる。おすぎも満足。カッコいい一本。8点
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