HK 変態仮面のレビュー・感想・評価
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実写での変態仮面は、キャラクターに迫力があるし面白い。爆笑必至です。
原作はリアルタイムで読んでいたような気がするけれど、すっかり忘れていた。
昔の少年ジャンプはメチャクチャなマンガが多くて、パンティーをかぶって裸で戦うヒーローくらいでは印象に残らなかったからかもしれない。
でも実写だと違う。
頭にパンティーをかぶって、パンツ一丁、網タイツ、運動靴みたいなものを履いて最初に出てきた時点で迫力がすごくて驚いた。
本当に出てきたら、たぶん笑いながら逃げると思う。
女性の裸はかなりブサイクな人以外はエロくなってしまって笑えないけど、男の裸はブサイクな人でなくてもなぜか笑える。
変態仮面役の鈴木亮平さんはかなり鍛えていていい体、脱毛しているのかあまり毛が生えてなくて、絵的にも見やすかった。
必殺技は相手の顔に局部をこすりつける攻撃。
実写なのでリアル感がすごい。
本当にやられたら、気持ち悪くて死ぬかもしれない。
戦う時の「フォ~・フォ~」というかけ声も、生声なのでブルースリーの「アチョ~・アチョ~」という怪鳥音のようでありながら、微妙に気持ち悪くてよかった。
内容は基本的にメチャクチャですが、外してないというか(最後はちょっと外したかも?)、なんとかまとまっていて特に気にならなかった。
この映画は鈴木亮平さんの演じている実写の変態仮面だけで十分面白いような気がする。
迫力満点、爆笑必至です。
あと姫野愛子役の清水富美加さんが可愛くてよかった。
「逆境ナイン」の堀北真希さんみたいだった。
最後にディープなこと加えさしてもらうと、男って自分では完全にノーマルだと思っている人多いけど、実はアブノーマルな人が多いです。
女性の方はお気をつけください。
私はどうかって?それは自分ではわかりません。(フォォォォォォォォ~)
原作への大きな理解と愛情が伝わった
鉄腕アトムの昔から,ヒーローは悲しみを背負って戦う(アトムは製作者に捨てられた)。
しかし,ヒーローの悲しみは多くの場合,ヒーローになる経緯(仮面ライダー)や,世間の誤解(バットマン)である。
変態仮面が既存のヒーローと一線を画すのは,ヒーローとしての活動それ自体が反社会的性格を持つことだ。
故に主人公は,己が変態であることを認めず,変身に言い訳を必要とする。主人公が,自分がヒーローその人であると言い出せない理由にこれほどまでに説得力がある作品が他にあっただろうか。
したがって,ここでは正義と道徳が緊張関係に立つことになるのである。
原作はその悲しみを喜劇に昇華していたが,変態性との葛藤は変態仮面という作品の重要なテーマである。
そして,この実写映画はそこを見事に捉え,描ききってみせた。
本作がダークナイトと並び立つとまで言われるのはそのためである。
しかるところ,変態性を描くには変態仮面の容姿が極めて重要である。
主演の鈴木亮平は実写化にあたり見事な肉体を作り上げた。のみならず,一挙手一投足の指先に至るまで,変態的美学の通ったポージングを貫いている。
漫画的な変態が生身の肉体で完全に再現されたことで,変態仮面はさらなる変態的印象力を獲得した。見事というほか無い。
脚本も概ねテンポ良く,予測可能な展開やセリフ回しもドリフのコントのように心地よい。
格闘アクションが変態技以外の部分で練度が低いことと,最終決戦で低予算映画の限界が顕になっているので満点とはいえないが,これほどに痛快な映画はなかなか無い。
徹底してくだらないけど面白い!
くだらなくて最高、面白い!!
お話もセリフもアクションも全てがバカバカしくてくだらなくて微妙にシモネタ満載でひとつ間違えたら見てる方が赤面物だと思うんだけど、全て微妙なバランスで笑いに昇華出来ていると思う。
役者さん全員が真面目に、ひとつひとつ真剣に演じているから笑える!
主人公もヒロインもよくこの役引き受けてやり遂げました!パチパチ!!!
特に主人公の鈴木亮平さん、たいしたもんだと思います。すべてのセリフがトンチンカンに変態に小っ恥ずかし言葉なのに、爽やかに笑わせてくれる演技でコメディ役者っぷりもバッチシだと思いました。それにあんだけ変態なコスプレしても馬鹿っぽく映らない…しっかり鍛え上げたカラダは嫌味なく綺麗でした。
たぶん、観てなんの役にも立たないと思うけど、こういう映画見の大好きです!
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