「社会派阪本監督、念願の作品、時代に鈍感な人には、ついていけないね。」人類資金 ちんたらさんの映画レビュー(感想・評価)
社会派阪本監督、念願の作品、時代に鈍感な人には、ついていけないね。
宣伝、おそらく苦労してるんじゃないの?テーマが多すぎて、一言で言えないし、ひっかかる部分が見る人によって違うから。
ただし、一定の知的レベルないと、まるでわからない映画に見える。
戦後の混乱期から、日本の裏経済がずっと引きずってきたM資金について、多少お勉強して見た方がいいです。
阪本監督と、原作の福井晴敏さんが、意気投合して、映画と小説が同時に生まれるという、異例の展開。
低予算ながら、豪華俳優が出てるのも阪本監督にほだされてだね。
陰で映画を支えた人達も豪華。
じゃなきゃ、国連本部でロケは出来ない。
森山未來さんが、いい味。
佐藤 佐藤浩市さんは、演技がワンパターン。w
全体的に、情報量多すぎで、追いきれない感じが残るけど、鋭い視点が沢山あって、そうだよなぁとなかなか深い。
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