ザ・レイド GOKUDOのレビュー・感想・評価
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長い
今回は潜入捜査もので2時間半もの大作になっているのだが、潜入捜査官としてのスリリングな場面は皆無で、自分の隠した立場と、ヤクザとの友情に悶えるというのがお決まりなのに、それも非常に薄味だった。上映時間の長さはドラマ作りが単に下手だけという感じで、時折眠くなった。潜入捜査官なのに、その偽名がユダって怪しすぎる。しかし特にバレない。
アクションも痛そうでかっこいいのだが、時折画面が暗すぎてカメラが揺れすぎてとても見づらかった。カーアクションはすさまじくてよかった。厨房の対決で、ワインセラーに突っ込んで闘うところは高級そうなワインが落ちて割れるたびにハラハラした。
マッドドックとの直接対決がなかったのは寂しかった。特訓場面が刑務所の壁を叩くだけしかなくて物足りなかった。
シンプルなストーリーでシラットたっぷりで90分の映画にしてほしい。
退屈でした。
前作のテンポの良さがなく、上映時間が長く感じました。ドラマの演出がダルすぎて編集カットしてもいいんじゃないのと思うシーンが多々あり、日本人はいらんでしょ。アクションは、ジャッキーチェン並みです。特殊部隊の続編がよかったな~!
今年一番体力を使った映画
観終わった後、息切れしていました。肩で息をするぐらいに。
アクションが痛いのグロいのなんのって、腕や脚は変な方向に折れるし、鈍器で顔面を叩き潰されるしで、なかなか痛々しい描写ばかりで少しビビりました(笑)
しかしその痛々しさがこの映画の醍醐味だし、痛々しいのを通り越してむしろ清々しくなってくるのがすごい。敵も主人公も一切容赦なし。殺らなきゃ殺られる、その緊張感がたまらなかったです。
特筆すべきはそのアクションの凄まじさだけではなく、カメラワークも凄まじい。アクションに合わせて動くわ動くわ、下手したらカメラマンも大怪我じゃないのかってなるような動きが多々ありました。特にカーチェイスのシーンはどんな風に撮ったらそんな動きができるんだとただただ驚愕していました…。
今年一番アドレナリンが放出される映画と言えばこれ、ザ・レイド GOKUDOです!
最初から最後まで、アクションの全力投球‼️
アクションが、最初から最後まで、これでもかと、ゆうくらいアクション攻めで、あった。日本人俳優の出番は、ほんのちょっとだけであった、もう少しあってもいいかなと思えた。しかし、昔のジャッキーチェーンのアクションを見ている者としては、見馴れている感じはあるなと思えた。
幼稚な感情でガッカリ
トレーラーなどを観て、ソリッドなアクションで、松田龍平さんまで出るとのことで、期待感MAXで鑑賞してしまいました。
それゆえのがっかりかなと思います。
一作目も観ずに、期待感なしに観れば、普通に新しい才能に驚嘆したと思います。
私がガッカリしたのは、これはダースベーダーに対しても抱いているのですが、ボスの子供の動機が非常に幼く、なし崩しで周囲のキャラクターも間抜けに観えてしまったことでした。
シナリオも非常に薄口で、ドラマとしての重厚感がなく、殺し屋連中など面白いキャラなのですが、間抜けに観えてしまう。
とはいえ、圧倒的なアクションに対する美意識には悶えました。
いいんだよ!いいんだけどね!
インドネシア発のアクション映画の歴史に名を残した前作の続編でバジェットも増え、日本のヤクザが絡むし、前作の人気キャラであるマッドドッグ役の俳優も続投ということで、そりゃ観るしか無いわけです。
相変わらずのフレッシュなアクション表現、前作では予算が無かったから出来なかった町の様々な場所での戦闘、カーチェイスなどが観れてそりゃいいんだが、何か物足りない。いやありすぎる。
そう、持て余しているのだ。この映画。
前作は予算故に犯罪者ばかりが住む九龍城のようなビルでインドネシアのスワット舞台が極悪犯罪者を殺しに行くという点に限定していた。
そのため空間的に限定された中でのフレッシュなアクション、いつ殺されるかわからない緊張感、廃墟ビルの上に上がるごとに強く&魅力的な的が出る感じがハラハラドキドキしたのだ。
その予算が無い故の工夫が映画をタイトかつフレッシュにしていたのだ。そしてそれは僕的なレイドがレイドたる『レイド性』だったのだ。
しかし今作は中途半端に予算がつき、監督も「色々やってみたい」となってしまい、レイド的なアクションシーンが薄まってしまった。
さらに前作で人気だったマッドドッグ(今作では役名は違う)が同じようなキャラなんだけど、マッドじゃない普通の側面、「市民としてのマッドドッグ」をみせられるのだ。
俺はそんなの観たくねーんだよ!マッドドッグは狂気に満ちた説明つかない存在じゃないとダメなんだよ!
という観客諸兄諸氏もいたんじゃなかろうか?
またせっかく日本人キャストを入れたのにも関わらず、もったいない使い方だし、漁父の利役でしかないしで。。。
ストーリーとしても荒削り感が目立つのが残念すぎる。
しかし2単体で観れば確実に上がるし、やっぱりアクションも素晴らしいので、オススメです!
期待して、楽しんで、それでもどうも残る違和感。
シリーズとして、変わらぬエクストリームな楽しみを堪能出来る一本。
アクション映画としては、前作よりも進化してる。
ハンマー・ガール&バット・ボーイの活躍がかなり燃えるし、マッド・ドッグもちゃんと出てきて嬉しい限り。
監督の持ち味の「セミ・ホラー」な、演出もスパイシー。
ただ、前作よりもストーリー構成がグダグダに成ったのだけが個人的なマイナス。
特Aの格闘アクションが売りなのに。
日本キャストの存在の耐えられない軽さったら…
何もしないお飾りでエンケン&龍平を使った
狙いならば、的を外した感が否めずな…
アクションは無理でも、せめて例えば資金力故の銃撃戦で物語に絡んでくるとかね?
三つ巴にもならない物語ならば、マイナスポイントでしか無い。
今風のロドリゲス映画に止まってしまったのが惜しい作品。
劇場公開版R15+は物足りない。
ノーカット版と劇場公開版の違いについて記載したいと思います。
北米版Blu-ray発売日に入手し、日本公開前に鑑賞済みなので今回カットが多い劇場公開版は物足りなかった。
バイオレンスシーンが大幅にカットされてるのが一番残念でした。
ラマ(イコ・ウワイス)とキラー・マスター(セセフ・アリフ・ラーマン)とのラストバトルは一番の見どころであろう、だが
ナイフバトルが大幅にカットされている。
他にもカットされてるシーンはあるが、ネタバレになるのであえて伏せておきます。
見どころであるバイオレンスシーンがカットされててとても残念でした。
作品自体は前作よりスケールアップした内容とパワーアップした痛快アクション。
新宿ミラノでは限定公開されたみたいですが、限定公開とかではなく普通に公開して欲しかったです。
非常に勿体無いなと思いました。
ただ、作品自体は前作を超えるデキだと思います。星4.5です。
アイデア満載!カラダ張ってます!
アクション映画の醍醐味は殴る蹴る翔ぶ走る投げる極めるはもちろんのこと、どう倒すか何を破壊するかも楽しみ要素。そういう意味でもアイデアも破壊力もMAX楽しめます!何をやってるかわからんアクション映画が多い中、凄さが伝わる映像なのでそういう意味でも満足!怪我をどんだけしとるんかいなぁ、と心配するほどのアクションは超必見!インドネシア、恐るべし!
かっこよかった
男らしいアクションに惚れました。
スリル満点でとてもよかったです。
レストランのシーンとかほんとにドキドキしました。
ただラストが少し味気ないというか、
日本人との絡みをもう少し増やして欲しかったです。
次回作期待しております!
ドラマパートで湯冷めしてしまうのが…
前作には死ぬほど興奮したのですが、今回のは前作の興奮には程遠い鑑賞後感でした…。アクションシーンは言うまでもなく最高なのですが、やっぱり合間合間のドラマパートで湯冷めしてしまうのが痛い。一番最初のカットなんか前回の密室感と対局を為す構図で、尚且つ不穏な感じがプンプンしてすごくテンション上がったのですが、結局尺の長さも手伝って終わる頃には微妙な感じに。
あと邦題に文句を言いたい。発表された時から「GOKUDOって…だっせえ…」と思ってはいたのですが、いざ観てみるとGOKUDO大して出てこない。怒りがフツフツ沸いてきました。せめて次回作でこのタイトルつけようよ。
文句ばかりになってますが、でもやっぱりアクションを観にいったわけですからそこの満足度=☆は高めです。
相変わらずアクションは切れてる
前作から2年、今回も前作同様イコ.ウワイスが主演で、シラットが炸裂してます。今回はストーリーが複雑で、日本のヤクザやアジアンマフィアが絡んできます。親分役の遠藤憲一のファンなので、期待してたのですが、扱いが今ひとつでした。もう少し絡んだのを観たかったです。ただ今回は拾い物も有りました。暗殺集団のひとりの、ハンマーガールです。彼女の必殺技は中々面白いです。3作目も有るみたいで、今度は日本人俳優の暗殺者が出て欲しい。
前作に勝るとも劣らない
前作同様、全編アクションの連続!
って訳ではないものの、主人公以外の人達のアクションも壮絶!アクション映画として面白かった!
そしてやはり、シラットを使うアクションは笑いが出るくらいのコテンパンさ!
上映前にはトイレを済ませておく主義だが、自分が観た劇場が悪いのか、寒く尿意を我慢するには146分は少し長かった…
しかし後半に入るとそれを忘れさせるかの如くアクションが目に入る!
終わり方に少し物足りなさを感じたが、この映画にはアクション期待しかしていないので、その点は充分楽しめた!
R-18版を観てみたい…!
前作ほど重要な役ではないが、存在感を示すヤヤンは流石、今回のヤヤンの役を主役に彼の過去を描いたスピンオフでも作れば面白そうだな…とふと思った
シラットアクションの魅力を引き出すための設定/展開作りが不十分な作品。
主人公ラマを演じるイコ・ウワイスが繰り出すシラット。
前作同様に手数の多さ、動きの速さ/美しさに圧倒されます。
シラットそれ自体の魅力は十二分に楽しめた…という点はあるものの。
話の設定/展開が魅力的でない上に、全体的に冗長。
個人的には設定の斬新さも含めて前作の方が面白かったです。
まず話の設定/展開。
前作は少数精鋭 SWAT vs 麻薬王率いる武装集団。
30階建の麻薬王ビルを舞台に大混戦。
圧倒的な火力の前に、強大な戦闘力を持つ“狂犬”の前に次々と倒されるSWATの面々。
準備した銃弾は底を付き遂には肉弾戦に。
銃撃戦から肉弾戦に移る理由に納得感があり中盤以降のシラット無双にも胸躍りました。
またSWATの面々が力を合わせて敵に立ち向かう、特に冷蔵庫の場面が最高でした。
対する本作。
ラマ単身の潜入捜査。単体 vs 集団という形になった結果。
ラマに「エクスペンダブルズ」の面々のような不死身感が付与されてしまい緊張感が削がれました。
登場人物達が銃撃戦を“しない”理由も不明確。
シラットで魅せるための環境作りが不十分なように感じました。
また「潜入捜査」から想起される感情の揺さぶりも不十分。
何より潜入捜査モノで必要不可欠な“潜入先での相棒”が機能していない点、大変不満でした。
潜入捜査モノの肝。
それは自身の密命と潜入先での友情の狭間で揺れる主人公の苦悩、葛藤。
そして極限状況での最後の決断と考えています。
そのため潜入先の相棒が(社会正義的に許されない行為をしつつも)イイ奴であればある程に。
指令を出す元の組織が冷淡で非人間的であればある程に…話が盛り上がる訳です。
で、本作。
“潜入先での相棒”となるべき人物の魅力が実に乏しい。
ラマとの友情も浅く組織に潜入するための鍵に過ぎず感情的な揺さぶりが付いてきません。
当のラマの葛藤も殆ど無く、終盤の決断が盛り上がらなかった点も残念でした。
そして上映時間。
流石に上映時間146分は長過ぎる。
濃厚な中身、話運びで長くならざるを得ない作品も確かにありますが。
本作は絞るべき部分を絞らずに単純に繋げたという印象。
各場面に思い入れがあるのは分かりますが中盤は完全にダレました。
個人的には90分程度であれば話の粗が気になる前に逃げ切れたように思います。
シラットアクションの魅力を引き出すための設定/展開作りが不十分であった本作。
敵味方総じて生身の人間が死に物狂いで闘う気迫が滲み出ていた前作と比べて。
本作は倒されるためだけの、感情移入できない人物が多かった気が。
続編を意識して露骨に張られた伏線も本作自体を楽しむ上ではノイズになっていました。
とは言えシラットの魅力は健在。
小粒な中ボス2名との通路での戦闘は見応えがありました。
アクション場面の派手さ、量の多さにグッとくる方。
オススメです。
落ちた勢い、凄まじいアクション
スケールアップした分、勢いは落ちたかな。
まあこれはストーリーをちゃんと作ったということでなっていることだから良い。
だけど、正直ストーリーはおもしろくなかったです。
というか、ありきたり。重厚さも潜入捜査官ものにある緊迫感もあまりないために前半はそれなりにアクションがあるが、退屈だった。
だけど、後半からの勢いは楽しい。
スケールがアップした分、アクションのレパートリーが増え、グロさも増えています。
そして、前作よりもアクションが凄まじい。
特に、カースタントでのアクションシーンでは死人がいないか心配なレベル(絶対、この監督、ドSだ)。
もちろん格闘の方でも見所が多数。
前半のそれなりにあるトイレや刑務所のアクションシーン、工場でのアクションシーン。
後半の死人がいないか気になるカースタント、切り裂きまくり折りまくり打ちまくりの格闘戦。
も凄いが、今作は後半に出てきて良いスパイスにもなっているハンマー娘とバットマンの2人。
ハンマーはこういう使い方があったかと驚き、金属バットってこんなに回せるのと驚き、もう一つの使い道に笑みがこぼれる(笑)
とにかく後半は凄まじさに驚きながらもユニークな部分も発揮していてなかなか楽しめます。
ただ、ラスボスは明らかに前作より弱い。
前作のラスボスと今回のラスボスVS主人公にすればドラマ性も上がって良かったのでは?
冒頭で前作のあの人が殺されるのもちょっともったいない気がする。
そこだけがどうも残念。
まあ次回作も製作が決定したことだし、武田梨奈を出して暴れさせてもらいたい。
とりあえず結果的には楽しめる作品なので前作が好きな方はぜひ劇場で。
サブタイトルは大げさで日本とは戦わないのでその辺は注意。だけど存在感がちゃんとありました。
すごすぎてわらけます。
一作目は極悪軍団ビル突入だったけど今回は更にスケールアップ。
街の縄張り争いだから室内にカーチェイスに電車密室バトルにと、まあ、凄まじい迫力です。
ウォーリアーズのヤンキーチンピラのごとく金属バットもったにいちゃんも出てくるけど、こちらは更に野球ボールが凶器の付属品になるからワクワクドキドキ。ハンマーねえちゃんもいい味でてます。
インドネシアの爽やかな田園風景がこんなに不気味に映るなんて…。
拳銃で撃てばイチコロなのにそんな雑な展開は見せません。オープニングの便所バトル15人なぎ倒しからラストまで、とにかく凄まじいバトル合戦で笑えちゃうこと必至。
痛覚を刺激してくるバイオレンス
前作の結末をある意味チャラにする冷たい幕開けから喉の奥がヒリヒリしっぱなし。今回はとにかく肉弾戦に重点を置いていて徹頭徹尾もう止めてくれと叫びたいくらいに観客の痛覚を刺激。それでいてかつての東映三角マークの映画に刻まれていたワビサビがガッツリ効いていて、インドネシア産バイオレンスはまだ世界最高レベルを維持していることを改めて実感、鑑賞後も指の震えが止まりませんでした。
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