探偵ヨンゴン 義手の銃を持つ男のレビュー・感想・評価
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若々しい粗削りなカメラワークが力強く、 作品に加速力をつけているエネルギッシュな作品
ストーリーとしては
駆け出しの探偵が「ある女性の依頼」を守るために
過去・現在・未来に渡って奔走し、血と汗と涙を流し、
一途に戦い抜く話。
主人公のホン・ヨングンがいい味出してます。
目を覆う様なセンセーショナルな戦いの場面が多く出て来るので
後半あたりから何となく結末の想像がついてしまうのが残念でしょうか。
まぁ「タイムトラベルもの」だとどうしても「こうなるのかな」的な。。
でも最後のワンシーンでちょっと「その先」を考えたり、
絶対寝ると思ってましたが面白くて最後まで見ちゃいました。
感想としては
正直、脚本の稚拙さや構成の難解さ、展開の強引さなど
未熟な点も多いように感じましたが
若々しい粗削りなカメラワークがとにかく力強く、
作品に加速力をつけていたように思います。
なにより「ホン・ヨングン 」が走るシーンが
本当に彼のひたむきさを表していて心掴まれました。
撮影が昨年夏とのことでしたが、さぞ大変だっただろうと思います。
魅力ある役者さんに感じました。
尚、本作品には割とショッキングなシーンも多いので
あんまり小さなお子さんと観ないほうが良いかも。
えっちな描写は殆どないんですが。。。
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