「【私を”おばあちゃん”と呼ばないで。普遍的な日本の母の姿を八千草薫さんが芯の強さを秘めて演じる。深川栄洋監督の職人技も良い。】」くじけないで NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【私を”おばあちゃん”と呼ばないで。普遍的な日本の母の姿を八千草薫さんが芯の強さを秘めて演じる。深川栄洋監督の職人技も良い。】
明治・大正・昭和・平成と100年に亘り、日本の移り行く姿を自らの人生と共に見つめて来た”柴田トヨ”さんの生涯を
幼少時:芦田愛菜
若い頃:壇れい
そして、八千草薫さんがバトンを受けて演じる。
90歳を過ぎて、詩作を始めた柴田さんの人生は、決して平坦ではなかった。
が、彼女の言葉
”百年の人生で学んだこと それは、人にやさしくする。そして、やさしくしてもらったら忘れない。”
何気ない言葉であるが、金言であると思う。
<私自身が、そして多くの人が柴田さんのような気持ちで生きれるようになれば、この世の中は少しは住みやすくなるのかもしれないなあ と思わせてくれた作品>
<2013年11月22日 劇場にて鑑賞>
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