「感動作!甘々ではない、泣かせるだけではない」抱きしめたい 真実の物語 ガトーさんの映画レビュー(感想・評価)
感動作!甘々ではない、泣かせるだけではない
数ヶ月ぶりに邦画をみましたが、
これは本当にみてよかった。
いい意味で予想がたくさん裏切られ、感動しました。
ラブストーリーもしっかりと展開するのに、主人公の性格から清々しいくらい軽やかで、甘々になってません。
家族友人との関係、障害や病気について押し付けられるのではなく自然と気づかされる。
恋人への想い、親心、健常者と障害者の分け隔てない関係、少しユニークな友人や親戚。いつのまにかもの凄くあたたかな気持ちで満たされました。
主演2人とその両親役の俳優陣がとても素晴らしかった。 とくに、若い主演二人がこれほど表現豊かだとは
BGMの意外性や台詞もよい。
長回しも効果的につかわれ、印象深い場面ができてました。
予測に反しもらい泣いてしまう場面もあり、後半にあるナレーションは胸にのこる重みと切なさがあるのに、決して余韻が悲しくならない。そこがまた素晴らしかった。ひたすら愛を感じられる作品。
お勧めです。
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