孤独な天使たちのレビュー・感想・評価
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若い人にぜひ。
これはもっと若い時…10代か、せめて20代前後辺りに観られると凄くよかった。
その年代の人に観るといいと思う。内面がこもりがちになる世代には共感を得られるかと。
人との接触を避け好きな音楽を聴きながら完全にマイペース過ごすことを極上とする主人公の、準備万端の一週間に、不本意ながら邪魔が入った。異世界の人との接触が、彼の知らない世界の一端を覗かせることになった。
一人っ子で過保護な母親に干渉されがち、という、本人の将来を客観的に考えればなかなかヤバイ環境にある彼にとって、この体験はよかった。
良いものにつけ悪いものにつけ、人生にはいろんな可能性があることを知った彼の目は今やキラキラしている。
なかなかうらやましかった。
地下室籠城作戦
爬虫類とか昆虫が好きな少年ロレンツォ。地下室生活のために一週間分の食料を買い込み、ガラスケースに入ったアリを育てる。iPodは欠かせないのだが、母親がそれを心配するほど一般的なのだ。毎日のように母親から確認の電話がかかってくるが、「先生に代わって」などと言われたときにオリヴィアが機転を利かせて電話口に出たりする。
そんなオリヴィア。実はヘロイン中毒であり、ロレンツォのところでヤク絶ちをしようと決心していたのだ。げーげー吐きながらのたうち回るオリヴィア。長年音信不通だったようで、久しぶりに打ち解ける姉弟。いけない関係になりそうな雰囲気もあったが、さすがにそれはなかった。
終盤、地下室の小窓から何やら取引があったみたいで、結局オリヴィアはヤクを断ち切れなかったのだろうか。タバコの箱の中に隠し持っていたが、さて帰ろうと言う時にそれを置いていこうとしたのに、ロレンツォが気を利かせてしまった・・・
デヴィッド・ボウイの「スペース・オデッセイ」がイタリア語バージョンとオリジナルバージョンが聴ける。
スペース・オディティ
スペインヴァージョンで流れるから新鮮でエンディングはD・ボウイのオリジナルで。
暗くて重い雰囲気かと思いきやPOPで今な感じの曲が流れベルトルッチな割に軽く観られる。
反抗期なんだかただ単にスノボーに行きたくないだけなんだか良く解らない。
義理の姉には色々ありそうでヘロインは克服できそうにはない感じ。
ラストのニキビ面の笑顔の意味深なこと。
密室劇でありながら義理姉との奇妙な共同生活に嫌々だったが姉弟愛は芽生えたような。
きれい
オリヴィアがきれい
ロレンツォと違い、守られてなく、それを誇りにさえ感じる一方で孤独も感じている
薬に溺れるよくいるティーンかと思えば、アーティストで自分の考えを持っている
心身とも美しいけど、これからも自己壊滅的な生き方は変わらないような気がして、きれい
約90分と
長い映画ではないのに長く感じた。
主人公がニキビ面ではあるんだけどもっと年齢が上のような印象を受けて
14歳という設定には見えなかった、
外人が大人っぽく見えてしまう日本人特有の先入観?
そんなに心に響くものがなかったです、
ごめんなさい。
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