劇場公開日 2014年2月15日

「コロナに負けるな!がんばれ宮藤官九郎!」土竜の唄 潜入捜査官 REIJI kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0コロナに負けるな!がんばれ宮藤官九郎!

2020年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 警察学校を最低の成績で卒業し、ノゾキなど始末書ばかり書いている玲二。しかし正義感だけは人一倍強い男。童貞でダメ男なのに、なぜだか潜入捜査官に選ばれてしまった。いくつかのテストに合格するも、実際にヤクザを相手にしていると、つい本気になってしまう・・・

 普通に見られる映画ではあったが、一番の見どころが兄弟の杯をかわした日浦(堤真一)の銃撃されるシーンであったり、初体験の相手となってしまう純奈(仲)とのベッドシーンであったりと・・・笑えるところも多いが、潜入モノとしてはダメな出来栄え。

 ドラッグを撲滅するという正義感は、実際には轟会長(岩城滉一)の隠し子である月原(山田)だけが絡んでいたということでイライラする玲二してしまい、やり場がなくなる。そして関西から進出してきた暴力団の鉄砲玉猫沢(岡村隆史)との数度にわたる激突。さらにクライマックスが終わると、サイボーグのような義足を履いた日浦が新しい組を立ち上げ、数寄矢をつぶすために玲二を誘うところが笑える。

kossy