「「ロッキー」対「レイジング・ブル」」リベンジ・マッチ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
「ロッキー」対「レイジング・ブル」
2013年12月25日にアメリカ公開のコメディ映画。
30年前にライバルだったボクサーの30年後の決着を描いている。
なぜか最初から「ロッキー」のシルベスター・スタローンを応援する自分がいた。
真面目でストイックなスタローンに対して、どうにも反社会的なワルにしか見えない
デ・ニーロなのだ。
スタローンがボクシング界を引退した理由が、明かされると、ますますデ・ニーロが
敵役で、リンクでぶちのめして欲しくなる。
スタローンの元妻・キム・ベイシンガー。
その顛末が30年後の今もスタローンの心の傷になっている。
デ・ニーロが70歳。
スタローンが67歳。
現役ボクサー並の動きは初めから無理がある。
「ロッキー」シリーズ。「ランボー」シリーズ。
「エクスペンダブルズ」の3シリーズと黄金の作品群のあるスタローン。
この映画はお茶目な番外編。
2人とも懐かしいボクシング映画のファイト・シーンが演じたかったのかも?
さて決戦は?
2ラウンドで瀕死のダウンを受けながら10ラウンドまで戦う不思議!!
決着は2ラウンドで着いている。
ボクシング・シーンは顔面パンチの応酬がほとんど。
3ラウンドから9ラウンドはスローと顔のアップだけ。
スタローンとデニーロの特殊メイクは、見所ですよ。
顔が腫れ上がり、目の垂れ下がったメイク。
本当に10ラウンド戦った味が滲み出てて、メーキャップさんに
賞を上げたい位です。
美しいキム・ベイシンガー。
老トレーナーのアラン・アーキン。
アーキンの車椅子は伊達だったんですか!?
ラストのおまけシーン。
マイク・タイソンとイヴェンダー・ギリフィールドのインタビュー・シーンは
お腹の底から笑っちゃいました。
コメントする