劇場公開日 2014年4月4日

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「やっと辿り着いた青春」リベンジ・マッチ 白波さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5やっと辿り着いた青春

2022年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

プライム・ビデオ鑑賞
スタローンとデニーロ。いわゆるロッキーVSレイジングブルな図式の作品。二人の共演は「コップランド」以来でしょうか。
ちょっと観たいなと思ってたら公開が終わり、そうなると観るきっかけもなく、ここへきて「プライムサービスそろそろ終了」機にやっと観ることとなりました。
まず30年越しの決着戦ということなのですが、さすがに設定に無理が感じられましたね。
そもそも年齢的にカードが組めるの?仮にエキシビジョン(でも10ラウンドはやってた)だとしてもやらせてくれないのでは?ってモヤりました。
まぁでもアメリカだしどうにかなるのかな?と気持ちを切り替えての鑑賞。
始まってみると、トレーニング前の生玉子なんてモロですねw あと生肉パンチ(こちらは未遂)やタイヤもw
一応W主役ですが、ストーリーライン的にやはりスタローンよりでしょう。
どちらかというとデニーロが一肌脱いでくれた格好ですね。当時70ですしよくやったもんですよ。
そんなよくわからんカードですが、何だかんだ入場シーンはグッときてしまいます。
当たり前だがやはりスタローンの方がフォームがスムーズ。素人目にも動きができています。
またスタローンの身体を見ると一目瞭然だけど、筋肉のサイズこそ小さいがちゃんとトレーニングしているのがわかります。
もちろんデニーロも頑張って絞ったあとが見て取れました。
あとデニーロはボクシングよりダンスが見事でしたね。
終わってみると、長い時間を経てやっと辿り着いた青春って感じで、後味は良かったです。
最後レジェンドの登場には驚きましたが、何より「ハングオーバー」ネタが最高でした。

白波