劇場公開日 2015年3月28日

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「VFXが作品を疑い(まがい)物に観せてしまう悪い例」ジュピター 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5VFXが作品を疑い(まがい)物に観せてしまう悪い例

2020年1月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

宇宙に王朝があるらしく、地球でごく一般人だった女性がその王朝の陛下の生まれ変わりらしく、それを嫌う王朝の一味から命を狙われるお話。(そんな空想的「らしく」設定があるSFアクション映画)

SFなので未来的な道具、武器、乗り物などが出てきて派手なVFXを観せてくれるのだが、いかんせん現代の映像とマッチしておらず、リアリティーに目の肥えた方ならば疑い物の映像を観せられているんだろうなと興奮はしないだろう。
(VFXを使えば良いってもんじゃない。あえて一言で言えば「VFXの使い方雑」。)

俳優陣もエディ・レッドメインやショーン・ビーンなど有名どころを使っているのに関わらず、演技には目が行かず脚本に面白味が出ていない。

派手で金が掛かっている割には用途が雑なVFX。そんなSF過去にも観たなぁ🤔王朝みたいなものが絡んだ映画。
と思ったら、、、あった✨キング・オブ・エジプトwww(レビュー済み。あちらの方が話がぶっ飛び過ぎて逆にまあまあ評価。)
兄弟映画に思えてきたw(まぁ、こっちの方が作品としては先ですが。)

後半はまずまず。(宇宙に行っちゃうから全てごまかせちゃいますし💦)
丁寧に作って頂きたかった。

巫女雷男