「ヤツが帰ってきた!」マッドマックス 怒りのデス・ロード mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
ヤツが帰ってきた!
荒廃した土地をひたすら走り続ける。
本作をひとことで語るとすればそんな映画だ。
マックス(トム・ハーディ)とフィオリサ(シャーリーズ・セロン)の生き様をこの目に焼きつける、そんな映画だ。
ジョージ・ミラーの「マッドマックス」については、そんなに熱心なファンではない。3作目を観ただけという記憶である。
ただ「ベイブ」や「ハッピー・フィート」を作るにおよんで、こんなことでいいのか、と思ったのは確かだ。
果たして、彼は帰ってきた。
フリークスをいっぱい画面にあふれさせて、日本でいう昭和の匂いがするいかがわしい映画を作ってのけた。
フィオリサの左腕がないのも説明なし。それもまたよし。
にしても、シャーリーズ・セロンの美しさは尋常ではない。いわば戦闘服のような格好をしていても、左腕がなくても、彼女は美しい。
よくぞ本作に参加してくれた。そのことをうれしく思う。
さて、続編は作られるのか。
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