「狂気の祭り!」マッドマックス 怒りのデス・ロード harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気の祭り!
『マッドマックス』は、こういうのが好きかどうかに尽きますよね。
私なんかは、“あの“『マッドマックス』と聞いただけで、そりぁ観てしまう訳ですけど…。(ターミネーターとかと同じで)
若い人たちは本作を観てどう思うんでしょうかね?
そんなことが気になったりもしました。
まぁ本作に関して言えば、ストーリーは有って無いようなものなんだけど、別にストーリーとかは期待してないからね。
狂気の世界とカオスな感じ、そしてエグさが出ていて『マッドマックス』ぽいなと思えたらそれでOKなんですけどね。
それでも1作目はちゃんとストーリーもあったし、復讐劇として面白くて、その中でド派手なチェイスがあったから、カタルシスも生まれた訳なんだけど…。
本作はどちらかというと2作目の混沌とした雰囲気に近いですかね。
ド派手なチェイスの連続で、それを観たい人にタップリ観せるみたいな。
あと、あの棒高跳びみたいなの面白いね!初めて観た気がする。
最近はカーアクションのスゴいやつ『ワイルドスピード』シリーズとか、ド派手なのだと『エクスペンダブルズ』とかありますから『マッドマックス』と言えども昔のようには驚かなくなってきているのは確かだね。
本作は良いのか悪いのか、正直良くわかりません。
ただシャーリーズ・セロンは良かったと思います。
顔がいいから、坊主頭も似合いますしね。
マックスよりこっちが主役だよね。
分かっちゃいるんだけど、やっぱメル・ギブソンのいない『マッドマックス』って、シュワちゃんのいない『ターミネーター』のような気もする。
つまらない映画では全然ないんだけど、そこのところがちょっと引っ掛かるというか寂しいというかね…。
分かっちゃいるんですけどね…。