「ドッカンばっかんいくらかかってんねん(笑)」マッドマックス 怒りのデス・ロード 守銭奴さんの映画レビュー(感想・評価)
ドッカンばっかんいくらかかってんねん(笑)
なんだろうな、自分がマッドマックスに魅力を感じたのはこういうことじゃなかったんだよね。
すごい高評価でアカデミー賞にまでノミネートとか意味わかんなかったよ(笑)
自分がマッドマックスに感じたものは、荒々しい世界観のなかにももの悲しさなんだよね。一言で言えば
この怒りのデスロードにはそれがない。
例えば、一作目で同僚を丸焼きにされ、妻と子まで殺され、怒りにプッツンキレちゃったマックスは暴走族集団をひとりで殺しまくるが、もう目がうつろで死んでいる。
そして報復しても何も残らない。
二作目も、かなり厭世的になってるマックスは、食い物ないからドッグフード食ってる。音楽もどこか物悲しい
ブーメランぶん投げてる子供にあげた、オルゴールもなんともわびしい音色。たしかハッピバースデートゥーユー♪だったか
たぶんわたしはネクラなのだろう(笑)。
この映画にも悲しい場面はあるが、あまりにド派手でなんだかわけわからん。
あとこの映画特にそうだが、アクションシーンの早回しみたいなカットを繰り返し入れるのはなんだ?
スローモーションを入れるのはペキンパーが始めたはずだが、
スローモーションと早送りのアクションとか最近多いな。
普通にアクションやれよって
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