「ビデオマニアたち」イントゥ・ザ・ストーム kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ビデオマニアたち
プロフェッショナルのストームチェイサーたちはともかく、高3のドニーや弟トレイ、そしておバカなユーチューバーたちまでもが巨大竜巻を追う。ただ、ドニーは自分の卒業式映像と25年後の未来に開封するタイムカプセルのために撮り続けていただけだった。それにしても、ドニーは過去の人生においても災難だらけ。母親を交通事故で亡くして引きこもりがちになったし、竜巻の最中では恋するケイトリンとともに廃工場に閉じ込められて溺死しそうになる。踏んだり蹴ったりだ・・・
どこまでがCG映像なのかわからないほど迫力あるディザスター映像。それに今時のPOV映像も絡めて、前半部分はリアルに攻めてきている。POVをかなり効果的に使ってるところは評価できるのです。
ストームチェイサーのリーダーであるピートはイヤな奴だったけど、終盤には大活躍。自然災害の映像はこのために使うのだったのね。ストーリーは家族愛や人間の本質みたいなテーマで訴えかけてきているけど、映像の素晴らしさからすれば、ありきたりで弱さを感じた。とにかく、TVで観ても圧倒的迫力だったのだから、映画館で観なかったことが悔やまれる・・・
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こころさんのコメント
2022年5月8日
kossyさん
コメントへの返信を有難うございます。
コレは!と思えるシーンや、良い作品だと感じられる作品に出逢えると、気持ちが高揚しますよね。
観ている本数は、kossyさんの足元にも及びませんが 😅
レビューを読んで作品の理解が深まるのも、楽しみの一つです。