劇場公開日 2013年7月27日

  • 予告編を見る

「つかれた」ニューヨーク、恋人たちの2日間 マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5つかれた

2013年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

監督と主役のマリオンを務めるジュリー・デルピーは魅力のある女優だし、相手役のミンガスを演じるクリス・ロックも愛嬌のある顔で、このコンビが、おそらくドタバタになるであろう2日間をどう乗り越えていくのか? 是非とも観たくなる予告篇だった。

本篇が始まると、いくらもしないうちにマリオンの家族がニューヨークに到着する。マリオンとミンガス、そして互いの連れ子を合わせた4人の普段の生活をもっと細かに見せてくれないと、2つの家族が一緒に暮らす良さや問題点が十分に伝わらず、そこにもう1つフランスの家族が加わったときの差が曖昧だ。元から落ち着きがない家族に見えてしまう。

父親も妹も、一緒についてきた恋人までよく喋る。台詞のない時間がほとんどない。おまけに人の気持ちを逆撫でするような言動で、観ていてイラつく。
まだ父親は愛嬌があるが、妹とその恋人は精神的に受け付けられない。
あんなうるさい家族はゴメンだ。

以上。

マスター@だんだん