「波長が合わなきゃ観てられない。」ホーリー・モーターズ .ruさんの映画レビュー(感想・評価)
波長が合わなきゃ観てられない。
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束ねられた小話を通して、カラックスは何を表現しようとしたのか?
深読みする余地もないような、好き勝手束ねただけの話の花束。
と、思ってしまうのは、これを観たときの自分の波長が合ってなかっただけでしょう。
ストレートに伝わる意味を持った映画ではないけど、ひとつひとつのセンテンスは印象的。
墓地でのシューティングのシーンは特に良かったと思う。
美しいものを愛でることと汚すことは紙一重。
都会に越してきて良かったと思うことは、こういう映画をフラりと観にいけることです。
映画の終わったあとにまぶしい繁華街を歩くと、現実が遠のく感じがして心地いい。
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