「装いながら」ホーリー・モーターズ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
装いながら
監督自身が登場するシーンから物語の幕が開き、一日に十一人を演じる、その日によっては演じる人数も異なったりするのか?リムジンの運転手は固定なのか?
余計なところまで考えてしまう、謎なのか?何なのか?不思議な感覚に陥る。
フランス映画で"ゴジラ"の音楽が流れる意表を突かれる演出や唐突にミュージカルなど興味の持続力は最後まで尽きない。
一体全員、彼は何者なのか?"オスカー"と呼ばれる一瞬の時が本来の自分自身なのか?いや、それすらも演じている人物に過ぎない、他人を装いながら歩む人生が職業である斬新さ。
自分なりの感覚で楽しめる作品として、それぞれの価値観が色々な方向へ、答えや感想も様々に!?
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