ジェレミー・レナー 逆転のメソッドのレビュー・感想・評価
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"Universal mind" ジェレミー・レナー主役じゃないし・・・
1人で勝手に「ジェレミー・レナー強化月間」の第6回は「ジェレミー・レナー 逆転のメソッド」です。うん、これジェレミー主役じゃないですよね?いや、主人公の悪友っていういい役どころだったとは思うんですよ。逆にジェレミーってこういうポジションの方が輝くというか。でもジャケットも放題も嘘八百なので騙された感が拭えないんですよね。
内容としては挫折を繰り返しながら「お喋り栓抜き」を発明し大ヒットさせたお話。確かにアレ欲しいです。ああいうくだらないアイテム超引かれます。挫折の理由が悪友とのギャンブルという、これまたしょうもない理由だったりするんですが・・・。で、その悪友をジェレミー・レナーが嬉々として演じています。騙された感があるにせよ、ジェレミー・レナーは良かったです。
さてさて、1ヶ月でジェレミー・レナーの出演作を六作品観てきたわけですが、なんとなくなのですがジェレミーって主演よりも脇に回った方が楽しそうな感じでした。主演で「ウィンド・リバー」等渋い演技している作品もあるんですが、脇役の方がのびのび演技している印象です。個人的に好きなジェレミー・レナー。東京コミコンに2回も来てるし、きっと日本好きなはず!これからも色々な作品で出会える事を期待しています。
いきあたりばったりで非常にわかりやすい映画
成功への教訓、的な感じは薄くてそれはいいと思う。
逆にそっち方面で期待して見る人には物足りないでしょう。
なんていうの、自己啓発ぽいやつを。
どちらかといえばジーナの物語と見たほうがいいのだろう。
夢をあきらめない云々の男たちの話というより、勝負どころをわきまえた強かな女の話ですかね。
ジェレミーレナーを押すのは内容的に変だよな。
夢は夢?それとも夢は実現させるものか?
人は誰でも夢を持って人生を生きているものだ。
人によって、その夢も様々である。しかし男性の夢は特に、事業を始めてそれで成功を収める事こそ、最もビックな夢だと考える事が多い。
しかし、その夢を仕事として成功させ、自分が描いたその夢である職業で生活を維持する事は当然、誰にでも可能と言う事ではない。指南の技なのだ。
誰もが、この競争社会の中では、勝ち残る事は困難で、生活がある為に夢の成功を収める前に諦めてしまう。
それは、その夢には人生の賞味期限が一緒に付いているようなものである。
しかし、この映画の主人公はバカな失敗や、挫折の末に何とかアイディア商品の開発に成功をしたサムとその相棒、マットそして彼女のジーナの実際の物語である。
この映画を観ていると、自分の夢の賞味期限を少し伸ばす事を自分に許す勇気が沸いて来る作品だ。
人間諦めてしまえば、1歩も前に進む事が出来なくなってしまう。
しかし、1度きりの人生の時間を巻き戻す事は出来ないのも事実だ。
時間をゆっくりと遅く進ませる事も不可能なのが現実。
そんな時に、あなたなら、どんな選択をするだろうか?
この主人公のマットには、愛する理解者であるパートナーのジーナと共同経営者の友人のサムがいてくれるから心強い。
しかし、それは同時に両刃の剣で、夢ばかり追って、人生を浪費してしまう事にもなりかねない。
貧すれば鈍すとは、昔からよく言われる諺だが、アメリカ人でも、やはり同じ地雷を踏むようだ。時にこの2人は、ギャンブル依存になったりして、彼らは単なる怠け者で、地道に働く気が無いだけなのだろうか?
しかし、そんな、地に足が付かない変わり者の発明王が、この世の中の何処かに居てくれるおかげで、人生の中に、少しだけ喜びや、楽しみが生れるのも事実だ。
もし、あなたが、彼らと同じ様な、一攫千金の夢を想い描いているのなら、その夢にチャレンジしてみるのも、良いかもしれない。
しかし、この映画の主人公達の様に自分が実際に夢の実現をまた、描きなおして、新たな夢に向かって、生きて行く決心をしても、彼らと同様に成功を収めるかは別の話しだが、このオバカなサムや、マットの物語を観る間だけでも、自分の夢に付いて考えてみるのも楽しい事かも知れない。
この映画に出て来た、サムとマットも決してティーンエイジャーでは無いし、20代の若者でもない彼らだが、決して最後まで諦めなかったからこそ、掴めた成功だ。
「もう、夢の実現は不可能だと諦めかけた、その先に成功がある」とマットが自分に言い聞かせ、一度は諦めた夢を再会させ、成功させるシーンがある。
あなたはこの映画を観て、自分の夢の実現への1歩を踏み出す事が出来るか、楽しみだ!
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