「リリー・コールの存在感!」モスダイアリー ねことまとさんの映画レビュー(感想・評価)
リリー・コールの存在感!
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『僕のエリ』『モールス』『ビザンチウム』『イノセント・ガーデン』など、美少女の出てくる雰囲気のあるホラーやミステリーが好きなのです。
タイトルも神秘的で気になっていたので鑑賞。
率直なところ、ゴシックホラーと言うには物足りない。
舞台は女の子ばかりの寄宿性学校、校舎も昔はホテルだったいわくつき、おまけに謎の転校生エネッサが現れてから人が変わったようになる親友…と、ゴシック要素は満載です。
が、出だしから授業で三大吸血鬼を引用したり魔物と化身として神秘的な緑の蛾を登場させたり…と思わせぶりな感じなのに、見終わったあとのエネッサの正体は吸血鬼ではなく、ゴーストっぽい?
お話しとしては観る側にとてもわかりやすくつくられていて、この種の設定が好きな人が求めているものは盛り込まれているけど、バンパイアにしては力不足というか、腑に落ちないところもいくつか残りました。
逆に最後はもう少し思わせぶりでもよかった。
でも、DVDとかで観る価値はあるかな?
リリー・コールの神秘的なたたずまいは『アダムス・ファミリー』のクリスティーナ・リッチみたいで良かった!
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