「【ジョン・トラボルタの攻撃、ロバート・デ・ニーロの防御。死闘の果てに二人が辿り着いた境地が沁みる。】」キリングゲーム NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ジョン・トラボルタの攻撃、ロバート・デ・ニーロの防御。死闘の果てに二人が辿り着いた境地が沁みる。】
セルビア人の「死の部隊」の生き残り、エミール・コヴァチ(ジョン・トラボルタ)とアメリカ軍人ベンジャミン・フォード大尉(ロバート・デ・ニーロ)は18年前のボスニア紛争で顔を合わせていた、ある苛烈な戦場で・・。
コヴァチがアメリカ、アパラチア山脈の山小屋で独り暮らすフォード大尉を執念で探し出す。
ベンジャミンの車を修理したお礼に、山小屋に招待されたコヴァチは熱心にヘラジカ狩りに誘う・・。
山中での死闘の中、二人は決定的なとどめを敢えて刺さない。夫々が相手に分かってもらいたいことがあったのだ・・。
<85分の短尺映画だが、充分に見応えがあった名優同士の弓矢での闘い。
アパラチアの山並から昇る、美しき朝日のラストシーンは沁みたなあ・・。>
<2014年1月12日 劇場にて鑑賞>
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