「「いとしき」毎日なのです」いとしきエブリデイ れいりさんの映画レビュー(感想・評価)
「いとしき」毎日なのです
バカやって刑務所に入っている父と、それでも父大好きな4人の子供たち、そしてそれを支える奥さんの5年かけた家族再生のお話、なのかな。
本当の4兄弟を起用して実際に5年もかけて撮影した監督の思い入れがすごい。
なのに、何か特別なイベントを描くわけでも感動を押し付けるわけでもなく、淡々とドキュメンタリー的に切り取られた日々が映し出されていく。
そこが何ともイギリス映画らしいというか、行間をあえて描かないあっさりめなんだけど、なんとなくほっこり心温まる映画でした。
原題の「Everyday」に「いとしき」を足した邦題が良くできてるな~。
コメントする