じんじんのレビュー・感想・評価
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看護師の資格を取ったら、司書教諭も並行して資格取得をお勧めする。
やっている事は、50作続いたあの映画と同じなんだけど、結論がすごく良かった。
僕が尊敬する司書から聞く話では、読み聞かせは感情を込めない方が子供達は聞いてくれるそうだ。声色を変えたり演技すると、子どもたちの想像力を削ぐそうだ。その点もこの映画では分かっているようで、Bさん以外、特徴のある俳優じゃないのが、良いと思った。
情けないのは、読み聞かせをしたいのなら、小学校の教諭若しくは司書教諭の資格がベストだと思う。
大学によっては通信教育でも、取得可能なので敷居は低い。但し、賃金が大変に安い。だから、生活が苦しいかもしれないが、看護師よりもブラックな体質は今の所無い。だから、看護師の資格を取ったら、司書教諭も並行して資格取得をお勧めする。
日本では、子供が少なくなるから、需要が減ると思もわれるだろうが、何も日本に居なくても良いのだから、前述の資格に英語の力をつければ、世界の子供が腹を好かせて待ってくれているかもしれない♥
追記 大学なんてどこの大学じゃない。何学部だと思う。経済、法律、文学、社会、芸術、文化系だけでもまだまだ、沢山ある。
大地康雄、一人でいいとこ取り。
私の映画好きを知って、訓連校の同級生がDVDを貸してくれた。私が全く知らない作品。一般上映はされず、どうやら公共施設で上映されているらしい。そうすると、制作費はどこからでているのか。企画者の大地康雄の持ち出し?
或いは舞台の剣渕市から資金を出して頂いたのか?
映画館で上映されないと制作費の回収は難しそうだ。
悪い映画ではない。良く知られた俳優も出演している。大地康雄への励ましの友情出演と推測する。それなりに楽しめたし、北海道に剣渕市があることも知った。絵本で町おこしができるだろうかと疑問に思った。冒頭の老婆が子供たちに囲炉裏で語る物語こそが、町おこしなるのではと思う。昔話の最後に、「人間が一番おそがい(名古屋弁を使用)」と語る場面なぞ、人生の真実を表わしている。
大地康雄が一人で、いいとこ取りをしている。手塚さとみ?がどうして娘に父親に会わせない理由がわからない。
81万8千円81万8千円81万8千円…バカヤロー!
2015年11月3日スクリーンで観て以来DVDで久々の鑑賞
この作品は映画館以外でもたくさん上映されたらしい
全国の公民館的な施設で公開されたようだ
当時自分も映画館ではなく一関市の縄文ホールという会場で鑑賞した
出張なんでも鑑定団が開催されるような建物だ
なんといっても中井貴恵が懐かしい
中井貴一に姉がいて姉も役者をしていたことを若い人の多くは知らないだろう
企画と主演の大地康雄も中井貴恵ほどじゃないが懐かしい感じがする
監督は『湘南爆走族』『七人のオタク』の山田大樹
そのせいもあってか話も全体的に懐かしい感じがする
宮城県の観光地松島で活躍する大道芸人が北海道に住む古い友人の家を訪ね田植えの手伝いをする話
大道芸人って言ったらなんだろうと思ったらまさかのガマの油売り
その滞在先に修学旅行で農業体験にやって来た都立高の女子生徒4人のなかに幼少の頃に別れたきりの実の娘がいた
いわゆる人情噺
大地康雄演じる立石銀三郎は器用なんだか不器用なんだかわからん
エンドロールも楽しめる
おいらは「火種さん」って言ってんだけどさ。
映画「じんじん」(山田大樹監督)から。
今や、北海道上川郡剣淵町は「絵本の里」として知られているが、
それは、1989年(平成元年8月)に、
世界各国から絵本の原画を集めた国際絵本原画展を開催したことに
端を発している。
私の関心は、それを仕掛けた人だが、約30年前に、
絵本でまちづくりをすることを考えた人は、最後まで登場しない。
作品では、修学旅行(農村体験)で訪れた高校生らが、
歳を重ねたおじさんたちが一所懸命に、子供たちに読み聞かせする
一風変わった風景を目にして、こう訊ねる。
「おじさんたちが運動したんですか?」(絵本でまちづくりをしようと)
読み聞かせの中心人物、佐藤B作さん演じる「高峰庄太」が、
こう言い返す。「火つけたのは別にいるんだけどな」と前置き話して
「おいらは『火種さん』って言ってんだけどさ」。
このフレーズが妙に気になり、メモをした。
映画というより、まちづくりのヒントをいただいた講演会のようだった。
P.S.
絵本「もったいないばあさん」で有名な絵本作家・真珠まりこさんも、
審査員として、映画に出演していて嬉しかったなぁ。
自然と人間、親と子の
東京から修学旅行で北海道にやってきた高校生。4人の女子グループは剣淵町の農家で農業実習をすることになる。最初は乗り気ではなかった4人も、北海道の大自然に触れ次第にその実習を楽しむようになった。高校生達のココロに積もった忙しない東京での日常やストレスが北海道の自然の力で綺麗に洗い流されていく。
高校生の中の1人、アヤカ。このコには、幼い頃に生き別れた父親がいる。その父親と、奇跡に近い偶然でこの北海道の地で再会を果たす。アヤカの方はすぐに気づいたが、父親の方は気づく様子もない。父親の中のアヤカは6歳で止まっていた。
父親はアヤカに気づくのか。。アヤカはココロを開くのか。。
北海道の大自然を背景に、親子の過去と現在を絵本が繋ぐ。。
絵本の里剣淵町で起きた物語り。
北海道が舞台の映画は、その自然がなんと言っても魅力的であると思う。自然のパワーはやはり人間には計り知れないものがある。
東京の高校生がココロを洗い流すシーンがあるので、ぜひそこにも注目してほしい。
ストーリーの行方は絵本が重要な鍵になっている。自分にとって、世界一の絵本。誰にも知られないけれど、10年分の愛が詰まっている。自分の子どもが産まれたらそんな絵本をプレゼントしたいと思った。
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