「向き合う」わたしはロランス ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
向き合う
今は無きアップリンク渋谷で、本作の予告を観た。グザヴィエのカメラに一目惚れをして、公開スタート後終映が終電ギリギリの回に飛び込んだ。色彩感覚と音楽、美的センスが、ここ最近の監督ではずば抜けていたし、LGBTQが題材だったから、好きになるしかなかった。
機関銃の様なうるさい会話が続いても何故か嫌じゃない。それは、真剣に生きていると感じられたから。ロランス、そしてフレッドは、自分に向き合って相手に向き合って充実した時間を過ごせたんだからそれで充分だと思う。人生それで充分なんだ。自分に向き合うことが出来ない人も少なくない中、自分と向き合っただけ、上出来だと思う。私ももっと真剣に生きたい。
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