「妄想ストレート160km」言の葉の庭 クーさんの映画レビュー(感想・評価)
妄想ストレート160km
クリックして本文を読む
貶しているように取られるかもしれないが、決してそういう訳ではなくて。
男子がティーンの頃に抱いている、「思い通りにならない時は、スネてみせれば、イジケてみせれば構ってくれるのでは」という妄想炸裂、そしてそれが妄想通り上手くいく展開が、懐かしさとともにカタルシスを与えてくれて面白い。その場合やっぱり、それを受け入れてくれるのは年上の女性という設定になるんだろうなぁ、と。
作者のリア充ではなかった(完全に過去形ですが)であろう感覚からこそ産み出せた尖った作品。予想外の短編なのに密度高し。
コメントする