「雨が好きになれそう」言の葉の庭 マイルスさんの映画レビュー(感想・評価)
雨が好きになれそう
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新海監督作品は雲の向こう、秒速、星を追う子供に続いて4作品目です。
とりあえずオープニングから最後まで美しい緑と水の描写に酔いしれました。
正直過去3作とも悪い感触では無かったのですが、イマイチ感情面で飲み込む事ができず、
DVD,Blu-ray見直してなんとなく理解出来る、秒速は書籍やコミックも読んで色んな角度からみて理解できたような…。
お布施はしていましたが、其ほど内容の評価はしてませんでした。
音楽と映像の美しさにお布施していたような。
今回は1時間弱という短い時間にテンポ良く時間軸、キャラクターの感情の流れがわかり易く、
エンディングに至っては主人公の素直な気持ちの描写があることから、腑に落ち易く安定して見れました。
音楽はKASHIWAさんのピアノの抑揚がアクセントに、山場に秦基博さんのRAIN 言葉にでき~ず~
こんなもん演出と分かっていても三十路のおっさんの涙腺を刺激するだけのインパクトはありました。
アニメ自体をそれほど見てない(ジブリもハウル以降のは見てないような、、)人間ですので、アニメの在り方とかは良くわかりませんが、新海監督作品では一番好きな作品になりました。
劇場でBlu-rayも買って早速見ましたが、ラスト手前の山場はやはり感情の渦に飲み込まれてしまいました。
梅雨の雨から夏の終わりの夕立?まで、ストーリーに華を添える雨、今まで鬱陶しい以外の何者でもありませんでしたが、雨の日の朝は公園行きたくなりました。
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