「生きる喜びと感動、ゾンビだけど」ウォーム・ボディーズ グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる喜びと感動、ゾンビだけど
ゾンビ青年が美少女に恋するお話。笑って泣けて、面白かったです。
ゆらゆら徘徊しながら、なんとなく生前の人柄が偲ばれるゾンビ達。
主人公のR君といえば、どうも生来ゾンビ向きだったとみえて。それが幸いして人間の感受性が保たれているらしいのがスゴく可笑しいです。
バーカウンターで待ち合わせの親友ゾンビMも、生前は無為な日々だったんでしょうか。漢気があって頼もしいゾンビでした。
胸キュンとか、命がけとか、友情とか。生きる喜び、感動をみせてくれました、ゾンビがね。
R君を演じたニコラス・ホルトは見事な成りきりぶり、表情の乏しいキャラクターを繊細に演じてとても良かったです。中盤に美青年ぶりも発揮していて愉快でした。
ジュリーを演じたテリーサ・パーマーと親友のノラを演じたアナリー・ティプトン、二人とも可愛い。登場した時どっちも輝いていて、どちらがヒロインでもいい感じと思いました、これからが楽しみです。
顔色の悪い美青年と美少女の恋物語、もう少し大きな公開でも良かったのでは。やっぱりVに較べるとZはそんなに旗色悪いんでしょうか。
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