「主演のジェラルド・バトラーが追い込まれるまでの状況設定が、なかなかのアイデア!」エンド・オブ・ホワイトハウス Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
主演のジェラルド・バトラーが追い込まれるまでの状況設定が、なかなかのアイデア!
アントワン・フークア 監督による2013年製作(120分/PG12)のアメリカ映画。
原題または英題:Olympus Has Fallen、配給:アスミック・エース、劇場公開日:2013年6月8日。
ホワイトハウスは、最初は国籍不明の地上攻撃機(ロッキードAC-130)により攻撃され、続いて、観光客等を装って近くにいた地上部隊(北朝鮮のテロ部隊)の猛烈な火力の波状攻撃を受け、短時間で制圧される。そして、大統領及び国防長官も捕虜とされてしまう。
机上論的にはあり得ない様にも思えるが、一連の映像によりリアリティが有る様に感じさせ、物語としてなかなかのアイデアと感心させられた。主人公の元大統領SP マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)が、大統領の息子と仲良しで、彼がホワイトハウス内に精通していて、攻撃された時に、建物内に隠れたという設定も、優れものと思った。
テロ部隊に徹底的に攻撃された結果、ホワイトハウス内には、マイク(ジェラルド・バトラー)がただ1人生存し、彼が大統領の息子を救助し、更に大統領等人質を救助しなければいけない状況となる。ただ1人対大勢の敵との戦い、まさにダイハードに代表される、ハリウッドのスター・アクション映画の醍醐味。実際に、かなり爽快な大活躍であった。
監督アントワン・フークア、製作アントワン・フークア 、ジェラルド・バトラー 、アラン・シーゲル 、ダニー・ラーナー、 エド・カゼル3世、製作総指揮アビ・ラーナー 、ジョン・トンプソン 、トレバー・ショート 、ボアズ・デビッドソン、脚本クレイトン・ローゼンバーガー、 ケイトリン・ベネディクト、撮影コンラッド・W・ホール、美術デレク・ヒル、衣装
ダグ・ホール、編集ジョン・ルフーア、音楽トレバー・モリス。
出演
マイク・バニングジェラルド・バトラー、アラン・トランブル下院議長モーガン・フリーマン、ベンジャミン・アッシャー大統領アーロン・エッカート、リン・ジェイコブズ シークレットサービス長官アンジェラ・バセット、ルース・マクミラン国防長官メリッサ・レオ、フォーブスディラン・マクダーモット、マーガレット・アッシャー大統領夫人アシュレイ・ジャッド、カンリック・ユーン、ロバート・クレッグ将軍ロバート・フォスター、リア・バニングラダ・ミッチェル、コール・ハウザー、フィンリー・ジェイコブセン。