「大味ながらもおもしろい。」エンド・オブ・ホワイトハウス りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
大味ながらもおもしろい。
北朝鮮のテロリストがアメリカ・ホワイトハウスを占拠。
大統領を人質に取り、核爆弾までもが、あわや・・・
世界中が緊迫する。
そこへ、大統領を含む人質を奪還すべく立ち向かう元SP。
ジェラルド・バトラーは、「完全なる報復」でも、強く逞しい役を演じていた。
それに続いて、タフで、強くて、逞しくて、賢くて、冷静で、かつ冷酷な部分をも持つSPを熱演。
今回の敵は、北朝鮮。
かつては、ナチスドイツ、ソ連、イスラム武装勢力だったのだが、時代の流れだ。
ホワイトハウス襲撃の13分間は、凄まじく、ものすごく見ごたえ有り。
撃って撃って撃ちまくり、たくさんの人々を死なせてしまう迫力は凄かった。
24時間体制で警護され、SWATやミサイルまで配備しているにも関わらず、空と陸からの同時襲撃で、13分で簡単に陥落してしまったのが、ショック。
まあ、映画なんでしょうけれど。
それにしても、ホワイトハウスが攻撃されても、軍が駆け付けるまでに、15分も掛かるなんて・・・アカンやん。
ホワイトハウスの事を「オリンポス」と呼んでいるのですね。
神のいる所ですか。
その驕りを描きたかったのかな。
悪者がとことん悪く、勧善懲悪、無敵に強いヒーローに、スカッとする。
国防長官の女性が強かったのも、頼もしい。
ラストは、少し尻すぼみ気味だった。
ホワイトハウス襲撃シーンに毒気を抜かれてしまったかな。
「ダイ・ハード」に似ているが、これはこれで面白かったと思う。
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