「フィクションか、ノンフィクションか」エンド・オブ・ホワイトハウス しょたごんさんの映画レビュー(感想・評価)
フィクションか、ノンフィクションか
アメリカ独立記念日の翌日となる7月5日、綿密に練られたテロ計画によりホワイトハウスが襲撃、占拠される前代未聞の事態が発生。大統領を人質にとったアジア人テロリストは、日本海域からの米軍第7艦隊の撤収と核爆弾作動コードを要求する。誰もが手をこまねくなか、かつて大統領専属のシークレットサービスとして活躍していたマイケルが、難攻不落の要塞と化したホワイトハウスへの潜入に成功。大統領救出に向けて動き出すが……(解説より)
おもしろかったが、割と単調ではあった。
黒幕は割と冒頭で登場して、最後もあっさり倒してしまった感じ。
特にこれといった伏線もないが、緊迫した状況は終始伝わる展開で、興奮度は高い。
…しかし昨今の世界情勢を鑑みると、まったくのフィクションではないのだろうなと感じた。アメリカのセキュリティ突破であったり、朝鮮の脅威であったり(本作では異常に朝鮮国が優秀とされていたが実際あそこまでの頭脳も情報もないだろう)簡単な引き鉄ひとつで世界の均衡は崩壊する。
常に世界大戦争は隣にあるという事実と恐怖を身に感じた作品でもあった。
続編があるようなので鑑賞したいと思う。
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