「視聴後苦い余韻が残る」サイド・エフェクト 葵須さんの映画レビュー(感想・評価)
視聴後苦い余韻が残る
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最初は薬物被害の話かと思ってエミリーに同情しながら見ていたが、途中から
きな臭くなってきて、どうやって精神科医バンクスが嵌められて出来上がった
状況を打破し、自分の無実を世間に好評し名誉を挽回できるのかヒヤヒヤ
させられながら続きを欲して見ることができた。
ここまでのめり込めたのは少し久しぶり。鬱という病気に個人的に親近感が
あったのも一員かと思う。とはいいつつも、この作品はバンクスが自分の
無実を晴らし、自分を陥れた二人に仕返しをするだけの話であるため、有意義
な感情を視聴後に残す作品ではない。ああ、なんとか汚名を晴らすことができて
よかったなというバンクスへの思いと、エミリーの今後に対する苦い思いだけ
残して視聴は終わった。
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