劇場公開日 2013年5月18日

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「個人的な想い」建築学概論 たかあきさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5個人的な想い

2014年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

私自身、都市や建築を学ぶ大学生であるが、この映画は"場"の表現が素晴らしかった。通りすがりの人にとっては、無関心な場であっても、そこに個人的な愛着や思い入れを持った人にとっては、キラキラした場となる。その演出・表現が良かったと思う。

もちろん、その個人的な想いは家や場所だけでなく、人に対しても描かれていて、恋愛の話である一方、家族愛の話でもあることに感動した。
その際、あるものに特別な意味を持たせる手法を用いていて、感心する場面が多々あった。

恋愛映画は得意ではないが、過去の回想として描かれた割合が多く、すんなりと見やすかった印象が強い。全体を通して大満足であった映画。

たかあき