「【”ロード・レーサーの生き甲斐と、矜持” ロード・バイク好きには堪らない日本で開催される自転車ロードレース・ジャパンカップを舞台にしたロード・レースムービー第2弾】」茄子 スーツケースの渡り鳥 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ロード・レーサーの生き甲斐と、矜持” ロード・バイク好きには堪らない日本で開催される自転車ロードレース・ジャパンカップを舞台にしたロード・レースムービー第2弾】
ー これは、第一作目の「茄子 アンダルシアの夏」のレビューにも書いたが、ロード・レースは題材として映画に向いていると思う。
チームの優勝のために、チーム内で引き立て役になる選手の心持やチーム毎の駆け引きが面白いからである。
F1レースを描いた作品に傑作が多いのと同じ論理である。
■ヴェルタ・ア・エスパーニャの最終日前日に国民的英雄のレーサー・マルコが突然自殺。
ペペのチームメイトであるチョッチはそれをきっかけに、レーサーとしての生活に疑問を感じ始める。そんな中、ペペたちはジャパンカップに参加するため日本の宇都宮へ…。
<前作でも思ったが、ロード・レースシーンの迫力が上手くアニメーションとして表現されている。
それは、ジブリ出身の作画監督、高坂希太郎自身が業界屈指の自転車乗りである故であろう。
それにしても、ライバルチームの優勝候補選手ザンコーニは何故、一周残してレースをリタイヤしたのか・・。ここは、キチンと描いて欲しかったなあ。>
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