劇場公開日 1980年4月26日

「影武者として生きる一人の男の苦悩、 それを知っている臣下たちの苦労、 織田信長や徳川家康の武田信玄に対する畏敬や畏怖などを 179分間で表した映画である。」影武者 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0影武者として生きる一人の男の苦悩、 それを知っている臣下たちの苦労、 織田信長や徳川家康の武田信玄に対する畏敬や畏怖などを 179分間で表した映画である。

2023年1月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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興奮

BS-NHKで映画「影武者」を見た。

劇場公開日:1980年4月26日

1980年製作/179分/日本
配給:東宝

仲代達矢48才
山崎努44才
萩原健一30才
根津甚八33才
大滝秀治55才
油井昌由樹
室田日出男43才
黒澤明監督・脚本70才
フランシス・フォード・コッポラ
ジョージ・ルーカス
製作総指揮

黒澤明監督の晩年の一本だと思う。

2023年の今から450年前の西暦1573年に
武田信玄は城内で鉄砲に狙撃された。
信玄は京都に入るという野望叶わずして命を落とした。

臣下たちは信玄にそっくりの盗人を影武者として使うことにした。

信玄として屋敷へ戻った影武者は、
幼い息子や側室たちにもニセモノと見破られることはなかった。

また評定(会議)の場においても信玄らしく振舞って場を収めるなど、
予想以上の働きを見せた。

これは影武者として生きる一人の男の苦悩、
それを知っている臣下たちの苦労、
織田信長や徳川家康の武田信玄に対する畏敬や畏怖などを
179分間で表した映画である。

満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

ドン・チャック