「都合のいいキャラに成り下がってしまった。」GODZILLA ゴジラ いも男爵さんの映画レビュー(感想・評価)
都合のいいキャラに成り下がってしまった。
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前作のハリウッド版の悪夢から十数年、今回は日本版に近い造形である上に、先に公開された国でも評判がいいということで、期待して観に行きました。
が、その期待は木っ端微塵に打ち砕かれました。
なにせ肝心のゴジラが、序盤では進化の頂点にある生き物って言っていたくせに、ムートーなるヘンテコな雄雌の怪獣が出てきた途端、自然のバランスを取るものってことで、ムートーを倒す都合のいい存在に成り下がり、その言葉通りムートーを倒したら、さっさと海に帰るという人間の都合通りに動いて終わってしまいました。
ゴジラと人類の互いの存亡を掛けた超絶バトルを期待したのに残念でなりません。ほんと『パシフィック・リム』が凄くいい出来だったので今度こそはと思ったのですが・・・・・・・・・。
今日のコミコンで続編が確定したそうですが、期待はしないでおきます。
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