劇場公開日 2013年11月23日

かぐや姫の物語のレビュー・感想・評価

全207件中、21~40件目を表示

4.02度とこんな作品には出逢えない。

2019年8月23日
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ついに最後の最後まで、観ている観客に追いつかせることはなかった。誰も追いつけなかった。高畑勲が見ていた景色を眺めていられたのは、宮崎駿だけなのかもしれない。 はじめて観たのは公開して間もなく。誰もが思っただろう。「観たことのないものを観た。」と。そして、「もう2度とこんな作品に出逢えることはないだろう。」と。 制作秘話なんてものを聞かずとも、「色んな意味でやべぇ」と思ったが、色々聞くと想像以上にやばかった。すべて手書き。色の付け方も、線の動かし方も、劇画枚数も、制作時間も、すべてがやべぇ。 高畑勲の飽くなきアニメへの想いを具現化した作品。もう2度とこんな作品は現れない。かくいうぼくも、この作品の凄さは全くもって分からない。

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ちゃーはん

5.0アンデルセン童話を読んでいるよう

2019年5月16日
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泣ける

アンデルセン童話を読んでいるよう。 柔らかな太陽、緑色の風、木漏れ日、その場にいるように伝わってくる。 古典抜きで泣かせてもらいました。 すばらしいです。 鑑賞日:2015.1.4

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miharyi

4.0泣ける。

2019年2月25日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

幸せ

純粋な気持ちを忘れ、金儲けに走っていく翁が悲しい。 かぐや姫も、徐々に自由がなくなって。 最後空からお迎えが来て、帰ってしまうけど、 「チャンスは一度しかない」って感じがして、切ないと共に、全ての物事をしっかり受け止めていこうって気持ちになる。 っていうか、こんなすごい話を、昔の誰かがつくったってすごくない? 日本すごいよね。 日本人の誇りや。

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ふぁむふぁむ

5.0世界で一番好き

2018年11月11日
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泣ける

難しい

幸せ

全てが好き 日本映画素晴らしい、、、

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い

4.0映像だけなら満点

2018年9月25日
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鑑賞方法:TV地上波

幸せ

萌える

とにかく高いクオリティの映像を最後まで見せてくれた(^^)b ただ、宮崎駿との違いは、キャラクターの弱さ。 月からの使者なんかはいくらでも冒険できたのに、遊び心の無いキャラクターで、イマイチ… その辺がインパクトに欠けるんじゃないかなぁ~? それにしても、かぐや姫は美しかった。 その美しい映像を見るのだけでも価値のある作品。 高畑勲監督の見事な仕事には脱帽です。

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n.yamada

5.0かぐや姫の物語

2018年9月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

美しさを涙。 2人の恋人が雑草の上で戯れる場面は単に魔法のようなものです。狂った愛の片面鏡、処女、無実。絵は繊細で想像力を刺激する。私たちは若い年齢からこの映画を発見することができます、喪を学び続ける年齢はありません、この学習は子宮の喪の時から行われます。

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Fayçal

5.0生きるというあまりにも残酷な罰

2018年9月16日
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月は母性のメタファーであるだけでなく"死"の象徴でもあります 月(死の世界)の住人にも関わらず、"生"への憧れを抱いてしまったかぐや姫には、その罪を償うため ある罰を与えられます。 劇中、セリフでは説明していませんが、その罰とは“生きる”ことにほかならないのです。 “生” の世界 そこは恍惚と希望に満ち満ちている。しかし同時に不安と絶望が溢れるのも“生”の世界。 かぐや姫は必死に生きようとします。でも、ある時、ほんの一瞬“死にたい”と思ってしまう。 そして天人達はかぐや姫を許し、“生”から開放する。 彼女にとってどちらの世界が幸福なのか、それは分かりませんが少なくとも、かぐや姫は羽衣を纏うあの瞬間まで “生きよう”とした。これこそがこの映画で一番重要なことなのだと思います。

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須賀

5.0こころの深くに

2018年8月31日
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泣ける

悲しい

涙なしでは観られなく、何度みても号泣してしまう映画。 わたしの心を深く深くえぐって、隠していた悲しみの淵へいつも落ちてしまう。 きれいな映像と歌と、、とにかくわたしの心に静かな平穏と悲しみ、優しさ、家族の温かさを運んできてくれる。 わたしはどこから生まれて、どうしてこの世界に来たのだろう。考えてしまい、不思議な夢をみる。 わたしにも、かぐや姫の哀しみがわかる。本当は大好きな祖父母と一緒にいつまでもいたい。でも、大人になると世間がそれを許さない。 戻りたい大切でかけがえのない場所。 そして、いつかこの世を去るとき、記憶をなくしてしまうのかもしれない。 でも、きっと忘れない。 過去のすべてがいまのすべて きっと また会える あの日の場所で

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shiro

3.0まぁまぁやな

2018年7月8日
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鑑賞方法:TV地上波

かぐやお高くとまりすぎやな。 昔話って最後酷な終わり方が多いやな。

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かぼはる

3.5終盤の姫が、現代女性にも重なって見えてきました

2018年7月2日
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鑑賞方法:TV地上波

(日テレ系)初めは、姫が勝ち気で、野生っぽくて、ちょっとワガママっぽく感じてあまり好きになれなかったのですが、終盤でちょっと変わってきました。 育ててくれた両親には感謝していて、離れたくない。でも、籠の鳥のように扱われるのはイヤだった。親の期待に応えることができない、自分もイヤだ。都に移る前にともに過ごしたあの人と、山で暮らせていたら、こんなふうに悩むこともなく、楽しく生きていけたかもしれないのに……。多分、姫の中ではそのような、いろいろな感情がぐちゃぐちゃになっていたのでしょう。 それでも、月とは違う地上の素晴らしさを肌で感じていたかぐや姫は、やはり魅力的に見えました。

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メドローア

3.0王道の昔話

2018年6月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

あの独特の映像がインパクトを与えており、作品の雰囲気を絵本を観るような気持ちにさせてくれる。 皆が知っている物語故にオチも分かるからラストはどうなるか? その一点が気になってしまう。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

2.5後悔しても…

2018年6月9日
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鑑賞方法:TV地上波

友人のおすすめで鑑賞。 おとぎ話なのに、登場人物たちの心境は今の人間関係に置き換えても違和感がない。 翁も姫もお互いの幸せを願っているのに全く噛み合っていないことに悲しくなった。このすれ違いは現実の人間関係にもありがち。 友人はこの映画を「何もしなかったことを後悔する話」だと評価していた。月から迎えが来るシーンは「死」を連想させられる。その時に後悔してもきっと遅い。 きちんと話していれば翁とも良い関係を作れていたかもしれない。 友人が「世の中の大抵の問題は人間関係のコミュニケーション不足」と話していたが、本当にその通りだと思う。

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セツ

3.5映画館でも見たけど、テレビでやってて2回目見た。 せつない昔話。 ...

2018年6月2日
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映画館でも見たけど、テレビでやってて2回目見た。 せつない昔話。 地井武男の表現力がすばらしい! あとは、かぐや姫が走ってるとこの疾走感がすごい。 もうラストが悲しい。

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tomo

4.01回目の鑑賞 2018/5/18 2回目の鑑賞 2023/8/16...

2018年5月28日
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1回目の鑑賞 2018/5/18 2回目の鑑賞 2023/8/16 『姫の犯した罪と罰』のキャッチコピーの元、 竹取物語を至高のアニメーションとして描ききった一作 素晴らしかった。 人間の世界に降り立った姫は、その美しさを体感しつつ やがては人間の持つ原罪的な欲望に心失くしていく まさに人間の宿命でありながら、 月へとも帰れない我々は地上で呆然とするしか無いのだ。 しかし、姫が涙を流したり人間らしい感情を見せたのは この地上だけであることもまた事実。 ひとつの歌に思い出が宿るように、 人の情けもまた残り続けてしまうのである。

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JYARI

5.0悲劇的な物語

2018年5月20日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

幸せ

この物語が悲劇となる要因はいくつかある。 第一に翁とかぐや姫の幸せに対する認識の相違である。 翁にとって、あるいは一般には裕福で多くのものを所有して、社会的地位を獲得し安定した生活を送ることが幸せである。翁が望んだことは、かぐや姫が位の高い相手と結婚すること、または自分が官位につくことである。 一方でかぐや姫は野の草花、鳥や虫、獣と共にあって、その中で無邪気に遊び、貧しいながらも愛する者と一緒に生きることを望んだのである。 またこの時代の形式化した貴族の文化が、かぐや姫の自由に生きたいという心を阻害した。 女性に結婚相手を選ぶ自由はなく、そこには、はしゃいで駆け回れる野もなく、大きく口をあけ笑いあえる仲間もいない。 かぐや姫の躍動する生きたいという思いは行き場を失い、自分のことを大切に思えば思うほど、生きたいと思えば思うほど苦みが増す。位の高い者から求婚されれば断れず、形式的決まり事として契りを結ぶ。そのようなことにどうして彼女の心は耐えられたであろう。 最後に月の存在がある。月からの使者がかぐや姫を迎えに来た時に如来の姿があったことから月は、仏が救済した後の世界、もしくは彼岸に至った者たちの世界を表している。かぐや姫は此岸に魅かれた罰として俗世に下されたが、これに付随し月は所有の煩悩を表す金や衣を翁に与えた。つまり富、所有、地位などの煩悩を経験すること、あるいは煩悩を持つ衆生と関わり合いをもつことはかぐや姫に与えられた罰なのである。一切のものは実体を持たず絶えず他からの影響を受け変化し続ける、ゆえに永遠ではないのだからそれに囚われてはならない。 しかしそうだとしても、かぐや姫の翁、媼に対する感謝や愛、俗世で見つけた生きることへの喜び、恋心、これらは今という観点から見れば、そして彼女という一人の人間を主体とするならば確かな実体を伴うものである。今という永遠の中で彼女が彼女であるということは確かなのである。このことから彼女に羽衣をかけ煩悩を記憶を忘れさせるという行為は、彼女を失わせることと同意である。 月とかぐや姫との間で実体と永遠に対する認識の相違があるのである。 かぐや姫はむしろ煩悩からほど遠い、貧しくも、人と自然を、そこに生きる命と日々の生活を愛していけるようなそういう者になりたかったのである。

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saicacoola

3.5絵が苦手だけど・・良作品です(・∀・)

2018年5月20日
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鑑賞方法:TV地上波

正直絵は好みじゃないんですけど、動きが加わると素晴らしく感じます。 赤ちゃんの動きや表情・・かぐや姫が傷つき疾走する躍動感・・ そういうのは、ちょっと見とれてしまうほど。 苦手な絵だな・・って思っていたのに おじいさんの表情が可愛いなぁって思ったり・・ だんだんと登場人物全員憎めなくなりました(笑) 帝のアゴキャラまでも微笑ましく見ておりましたww 子供向けではないような・・ 小学校高学年~が理解出来る内容ではないでしょうか。 捨丸よ・・あんた奥さん居るのに何言ってんだww って突っ込みそうになったけど、よくよく考えたら 平安時代ですから・・一夫多妻制だったね(;´∀`) 日本最古の物語文学『竹取物語』になるべく忠実に作られてるみたいで、 オリジナルキャラは居るものの・・こういう話だったんだ・・と 童話の『かぐや姫』しか知らない私には、最後まで面白く観れました。 おじいさんとの気持ちのすれ違い かぐや姫の心の葛藤・・ 人生感も考えてしまう。 かぐや姫って神だったのかなぁ・・ 古事記に出てくる神話のお話にありそうな気がしました。 ジブリっぽくないけど、これはこれでアリですね。 高畑勲監督の最後の作品になってしましたことが残念です。 心よりお悔やみ申し上げます。

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Leo★/R

3.52回目

2018年5月19日
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鑑賞方法:TV地上波

面白かったです。

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キャンディちゃん☆

1.0誰もが知ってる話だから

2018年5月3日
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鑑賞方法:TV地上波

単純

隠された真実ー。 みたいな奥深い内容があると思いきや、これといったものがない。捻りがない。竹取物語を無理矢理2時間に伸ばした映画といっても良いだろう。 絵コンテ描くの大変だったろうな…

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葉

4.0遺言

2018年4月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

公開時から観よう観ようと思いつつグズグズしている間に高畑さんが亡くなってしまった事を後悔しつつ、この期にちゃんと観ることに。 高畑さんがこの世を去ってから観たせいもあるんだろうけど、この映画は映画監督 高畑勲の遺言なのだと思った。 「風立ちぬ」と合わせて観ると、多分、両監督の「作品」への姿勢やアプローチの違いも見えて来るかも。 ご冥福をお祈りします。

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青空ぷらす

4.0映画としての完成度は素晴らしいが....

2018年2月18日
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作画や世界観がまるで引き込まれるような素晴らしいものであり、2時間があっという間に過ぎ去った。 しかしながら見終わった後に残るのは前から感じていた原作である竹取物語とは何が言いたかったのかという疑問のみであり、後味の悪さを感じずにはいられない。 かぐや姫には感情移入すればするほど、この世界は理不尽なものであり悲しみに満ちているという印象しか持つことが出来なかった。 月の国の者達は何がしたかったのか?残された父母は悲しみのまま生きねばならず、かぐや姫もいやいや地球を離れ、月で悲しみの元で生きねばならず... だったら最初からかぐや姫を地球に送るなよ!というか罰として地球に送ったくせして、かぐや姫が助けを求めたからってすぐ飛んで来て、しかも拒否権無しで強引に洗脳して連れ帰るってどうなんだろうか?バットエンドでも何か考えさせられるようなものなら納得は出来るが、ラストに死より理不尽な納得の出来ない別れをするのは本当に理解に苦しむ。あんなラストにするならこんな物語作らず、父母がただかぐや姫に会わず、あの土地に幸せに暮らしたという方が誰もが幸せだろう。 長々と書いてしまったが映画自体は本当に素晴らしいの一言に過ぎる。しかし、後味が悪過ぎるためもう二度と見ることはないだろうと思う。

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てぃお