「表現手段としての絵巻物を現代の技術で再定義」かぐや姫の物語 ykonoさんの映画レビュー(感想・評価)
表現手段としての絵巻物を現代の技術で再定義
高畑勲監督は表現手段としての絵巻物を現代の技術で再現(むしろ再定義?)したかったのだと思う.で,絵も凄いが音がすばらしい.音の密度というか背景含めた視覚情報の「省略」を埋めて余りある音,音.これはすごい
絵巻物の「絵」の情報量のままで動画化する際に重視すべきは心を含めた動きと音.筋だけなら古来の絵巻物で十分追えるのであえてそのままにし,感情と音の表現に今作は特化してる,,と見た.
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