劇場公開日 2013年7月20日

風立ちぬのレビュー・感想・評価

全545件中、441~460件目を表示

2.5あくまで個人的意見ですが…

2013年7月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

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toshi19681968

4.0表現意図と表現の形のチグハグ

2013年7月25日
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難しい

千と千尋の神隠し以降明確なストーリーラインを持たなくなったと思うが、この作品でその表現意図が明確になったと思う。ストーリーではなく宮崎さんの心のうちの心象風景のような詩を表現したいんじゃないか。

ところが表現の形はナウシカ以来の明確な線と色でバッチリ決めている。こういう描き方は明確なストーリーラインがある場合はそれを説明するのに有効な表現で上手ければ上手いほどいいと思う。

だけど表現したいことが物語から詩へ移ったならば表現形式ももっと観客の想像力をかきたてるような余白を持った映像詩に変更があってもいいとおもうのだ。それをびっちりした明確な線と色が出てくると観客はそこで起こる事に注目せざるおえない、だけど何も起こらない。余白が無いから想像力も参加しずらい。想像力で補完出来ないから見終わった後にあれこれ考える事になる。

だけど本来は作品の中で共にお客さんと歩んでいるわけだからエンディングと同時にお客さんの中の作品も同時に完成するのが作品鑑賞ではないだろうか。

このような表現意図と表現形式のチグハグが千と千尋以降の宮崎さんのアニメにはあると思う。

むしろ予告で流れた高畑さんの抑えた色と水墨画のようなワイルドな線のかぐや姫の方に表現の余白と詩情を感じた。

しかし真摯でひたむきな作り手の姿勢には心からの拍手を送りたい。みんな凄い人たちだ。

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トモトモ

1.5......

2013年7月25日
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楽しい

私は、子供と見に行ったのですが、映画の途中に子供が「帰りたい」って言い出したので、かえるしかありませんでした。。。

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ヴァネロペ

3.5ドラマっぽい

2013年7月25日
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寝られる

んードラマっぽいですね。テレビ局の何十周年記念ドラマみたいなw
アニメでやる必要はないというか。
ただ、細かいディテールやちょっとした仕草の動きなどはさすがでした。
荒井由実の曲いいのですが、あの曲自体に存在感がありすぎてどうしても1970年代のイメージの曲なんですよね。
宮崎監督には長年思っていたのですが往年のジブリファンも同じ気持だと思いますが、
鈴木Pなしで、もう一度冒険活劇を作ってください。
子供がわくわくして見れるのがアニメの基本でしょ?

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hirori

5.0夢のようでした。

2013年7月25日
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泣ける

幸せ

二度目の「風立ちぬ」を見てきました。
宮崎駿監督もご存じないかもしれない、最高の環境で、この映画の為に運命的に出来たのではないかという映画館で鑑賞しました。
堀越二郎が勤めた三菱重工、帝国軍あとの自衛隊基地、昔はゼロ戦が飛び立った軍の飛行場が今の空港となり、映画館から飛行機の離発着が見えるだけでなく、駐車場の脇にはセスナ機の待機場、飛行場上空に広がる空、そこはミッドランドシネマ名古屋空港です。前回、予備知識なしで鑑賞した場所が、まさしく風立ちぬの舞台にふさわしい映画館だったので、今度もそこへ。とても贅沢な鑑賞となりました。自分の思考回路をゼロにすることに専念し、感受性だけで鑑賞してみたのです。夢のようでした。
子ども三人を預かって、快く送り出してくれた主人に感謝です。
現在は夜の上映しかないので、もしも、ここでご覧になりたい方は、
上映期間終了になる前にお急ぎ下さい。

近くには小さな航空博物館boomがあります。戦前より航空技術の構築の場だったことが伺えます。アメリカのカルフォルニアに飛べるゼロ戦があると聞きます。ケネディ在日大使さんがゼロを帰還させてここに置いてくださらないかと願っています。
多くの特攻隊の皆様の想いと平和への願いと共に。
政治が清く正しくないと国民の努力も志も無駄になってしまう。
だから、子どもに世の中は素敵で努力が実ると感じてもらえる世界に
なるべく、工業技術と政治が生かされますように。

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アカネッティ

3.5爽やかの一言

2013年7月25日
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泣ける

幸せ

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mokalemon

3.5あれが君のゼロか!

2013年7月25日
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泣ける

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タニー

5.0宮崎氏にしてはおしとやかな女性陣

2013年7月25日
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知的

難しい

幸せ

この人の作品って女性がかなりパワフルで、例えばもののけ姫で言えばサンにしてもモロにしてもエボシにしても(後名前は忘れたけど亭主を罵ってた女も居たよね)絶対男を尻に敷くんでしょうね・・・って女性が多かった。
では風立ちぬにおいてはどうだったか・・・ヒロインの菜穂子は結核に侵され日常生活もままならない。「あの人と生きたい」・・・病床に伏せながらも化粧をして夫の帰りを待ち、美しいところだけを見せて去っていく。
女性の登場人物自体が少ないのでなんとも言えないが少なくとも彼女からは夫の後ろを三歩下がって付いて行く控えめな印象を受けた。
これは宮崎氏の人生観が変わったからではなく、堀越 二郎の人生とあの時代の夫婦関係(標準的な、という意味ではない)を描くと必然的にそうなるのだろう。

ストーリーは纏まっていたと思うが最近の邦画とは違う構成方法だ。音楽で言えば演歌ではなくショパン、モーツァルトといった感じ。(俺に音楽の才能は無いとだけ言っておく)「泣かせる」よりも完璧さ芸術性を追い求めた結果がこういう作品だったのだろう。演歌には歌詞があるがオーケストラには無い。だからより無意識的で言葉で表現するのが難しくもある。レビューが両極端なのは鑑賞者がこの作品をどう評価(意識)するか分からないからだろう。

もしこの作品に欠点があるとするならジブリである事と子供向けではない事。

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あぶぶ

5.0一期一会

2013年7月25日
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サユリスト

4.5ジブリ謹製で蒙昧に小さな子供は連れて行かないこと

2013年7月25日
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悲しい

単純

幸せ

とはいえ、

❐ ジブリクオリティの映像美・作画制作
❐ 久石譲先生の音楽
❐ 肉声をつかった効果音
❐ 庵野監督はじめ本職ではない声優陣
❐ 荒井由実曲にのった歌詞とストーリーのシンクロ

などは、紡ぎだされた至極の作品のピースを織り成していると感じます。

特に印象に残ったシーンは、他のレビューアーの中でふれられてもいますが、”なおこ”がサナトリウムからぬけだし”じろう”と”質素な結婚式”を上司仲人のもとに上げるくだりは素晴らしい。
(そのままモノクロにすれば、昔の名作日本映画と行っても過言ではないくらい遜色ないようにも。)

泣けるところまではいけませんでしたが、その後の二人の妻やかな結婚生活のやり取りをみていると、「自分の妻にも同じように接したいなぁ」と心がホッコリするような余韻をもって見ることが出来ました。

もちろん、じろうの会社の同僚上司たちも魅力的で「自分に技術がればあんな会社ではたらいてみたいなぁ」的

いすれにしても航空機好きだったり、人のつながりってなんだろうな、ということを考える人達にはお勧めです。

(愛煙家の宮崎監督ゆえの最近の禁煙運動に対する風刺なのか、嫌煙家はちょっと苦い顔になっちゃうかもしれないシーンが多いかもませんけども・・・(^_^;))

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emus

4.0最後はジブリ的。

2013年7月25日
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泣ける

子どもが見て楽しむ事ができなさそうな作品でした。
僕は、個人的には、たんたんと展開して行き所々すてきんなシーン、感動出来るシーンが、散りばめられ、最後はジブリ的なとても感動出来るスタジオジブリ作品でした。

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tatsu tatsu

5.0静かだけど激しい。

2013年7月25日
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泣ける

幸せ

難しいことは言えませんが、素晴らしかったです。泣いてしまいました。
あの不自由な時代の真っ只中で夢を持つということ、仕事をするということ、人を愛するということに意味を持たせる余裕など無かったと思います。ただひたすらに働き、愛し、生きる。今のように自由に選べなかった時代ですから。私の亡くなった父もそうでした。戦争を体験し辛い経験もしたようでしたがそれを語らず黙々と働き妻を養い、子を育てあげ、愚痴もこぼさず静かに生き抜きました。派手な人生ではありませんでしたが立派で熱い生き方だったと思います。真面目にちゃんと生きることを教えてくれました。
この映画も何と言うかそういう意味で無声映画のように静かです。時代の流れの中で正面から生きている人達を描いてゆく。だからこそ夢を追うことが人を殺す兵器なることに通じてしまうことや、命を縮めてしまうことがわかっていながら愛する人のそばにいることを選ぶ、生きることへの情念、人間の業が伝わってきました。静かだけど激しい。与えられた生をひたすら
に生き抜くということ、監督のおもい、「生きねば」、ちゃんと届きました。何度も観たくなる映画だと思います。

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ベッラ

3.5零戦のような男の物語

2013年7月25日
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悲しい

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mahochunen

4.5いい映画です。

2013年7月25日
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泣ける

幸せ

美しいものはどんな過酷な時代でもその本質を変えずにあるべきであり、
それを追うものの実直な強さとそれを守るものの必死さと優しさを感じました。

二人の結婚式のシーンは日本映画の名シーンに入るでしょう。とても美しかった。儚いものの美しさ、強さ、悲しさ、様々なものをあのシーンで感じました。

ジブリ映画 いいですね。

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おにっち弐号

4.5凝縮した人生。

2013年7月25日
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萌える

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yuki-yo@ybfbw

4.0何をもって生きるか

2013年7月25日
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泣ける

 宮崎駿の作品にしては、えらくストレートな構成となっております。
千と千尋みたいな狂気じみたメタファーをちりばめることなく、もののけ姫みたいに哲学的なテーマを最終的に観客の判断に放り投げるってなこともやりません。深読みする必要はない作品です。

 なんか右からも左からも批判されとりますが、宮崎駿ってのはポルコロッソなんですから、政治的なレッテル貼り付けて批判するのはお門違いかと思いますね。

 美術設定はさすがのクオリティです。ブルーレイ出たらじっくり静止画で鑑賞したいところですね。

 構成がストレートな分、主人公のセリフ回しでの演出が多いです。
朴訥とした声がいい味出してます。
ぼそっと一言「ここは地獄ですか?」とか。

 主人公に共感できないってな批判もあるようですが、あの時代のエリートってものすごく優秀で、かつ、国に殉ずる覚悟も持ち合わせてましたから、飽食の時代の凡人が共感できるはずはありません。その眩さに目を細めるだけです。

 ヒロインは、完璧に宮崎駿の趣味です。理想形です。理想の恋愛像、結婚観を赤裸々に描写してます。観てるほうが赤面するほどストレートです。
わお、ナウシカがキスしとる。初夜て、お子様も観てるんやで・・・

 かくいう私、シニカルに鑑賞していた訳でなく、タイトルバック中に涙と鼻水でどろどろになった顔をなんとかせねばと鞄の中からタオルを引っ張り出してました。

 なんで泣いたのか?
それは宮崎駿の演出する美意識。生き方に対する美意識。
古典的で普遍的な美意識。
貧しき時代にあって、飽食の時代に失われようとしている美意識。
あこがれて、あこがれて、死ぬほどあこがれた生き方がそこにあります。

キャッチフレーズの「生きねば。」の前にこの言葉があるはずです。

「美意識を持って」生きねば。

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旅行に行きたい!

4.5普通に楽しめたけどな

2013年7月25日
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泣ける

怖い

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enomoto

4.5美しいこと

2013年7月24日
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悲しい

楽しい

幸せ

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shimashima

5.0不思議な余韻が残る

2013年7月24日
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知的

幸せ

何回も見たくなる映画ですね.

傑作 - 怪作というべきか.
とにかくディテールが素晴らしい.
ディテールの良さは,あいかわらず他の追随を許さない.
まさしく,神は細部に宿る.

ストーリはかなり単純で,起伏もわざと少なく作られているが
それがこの不思議な余韻を作り出している気がする.

号泣とはならないが,体が熱くなる感じがする.

いろいろと言われている,主役の二郎の声を出している庵野秀明
は,意外というべきか,当然というべきなのかピッタリであった.
作中,当時そうであったのであろうが,家族,兄弟の間でも,お辞儀を
し合うなど礼儀正しく描かれていて,家族や恋人に対しても
敬語を使って話をするなど,ある意味で,よそよそしいやりとりが行われるが,それがこの声に非常にマッチしていた.
もはや,あの役は,庵野以外考えられない.

たぶん,この映画は,一回見て,ストーリーがわかったあとで
もう一度見たときの方が,面白いと感じるのではないかと思う.
(まだ一回しか見てないので想像です)
どなたかがスルメ系の映画と表現していましたが,私もそう思います.

スティーブジョブズが,どこかの大学の卒業式の講演で
明日死ぬとわかったとしても,今自分がやっていることと同じことを
続けてするだろうか.
つまりは,何事も死ぬ気でやれという主旨のことを話していたが,
この映画にも通ずる.

いざいきめやも と言うことか.

ヒットするといいですね.

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げんさん

5.0単なる感動だけではない、不思議な余韻が残る仕掛け

2013年7月24日
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幸せ

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hcat2013