「夢と愛」風立ちぬ cloudさんの映画レビュー(感想・評価)
夢と愛
この映画を一言で表すと、夢と愛に生きた男の物語です。
多くの人に見て頂きたい映画であり、本当に良い映画だと思います。
映画という短い時間の中で これだけ感情移入ができたのは久しぶりです。
ジブリ作品特有のファンタジー要素はなく、物語はたんたんとしています。夏ではなく、秋や春に見たい映画という印象です。
主人公である堀越次郎は、純粋な男であり、誰からも好かれるタイプの人間です。
そんな彼が、かつてたまたま知り合った女性、奈緒子と恋に落ちます。
しかし、彼女は不治の病気に侵されており、限られた時間しかありません。
美しい飛行機をつくるという夢にかける時間と奈緒子と過ごす限られた時間、彼にとっては、どちらもかけがえのない時間であることは、映画を見ていてとても伝わってきました。
もし、私が同じような状況におかれたら、仕事なんかやめてずっと妻の元にいるんだろうなと思いましたが、次郎は、仕事(夢)にほんの少し多くのウェイトを置いてるのかなと思い、もどかしさも感じました。
しかし、そんな次郎のことも奈緒子は理解しており、わがままなどは言いません。この映画からは、お互いの本当の愛を感じました。
また、友人である本庄との素晴らしい友情も、彼らの発言からかいまみることができます。発言に気を配ってみてみてください。
純愛や夢の素晴らしさを体感することがせきますよ!
私はモンスターズユニバーシティとどっちを見るか迷ってたんですが、こっちを見てよかったと思っています笑
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